俳優の永井大と女優の久保田紗友が、27日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』Season2(毎週木曜 21:00~)の第4話にゲスト出演する。
警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する体力と柔術には自信のある肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を解決していく同ドラマ。
第4話では、朋と理沙が17年前に対局した天才ライバル棋士2人をめぐる2つの未解決事件を再捜査。当時の対局で負けた棋士はその直後、殺人事件を起こして逃亡、行方不明に。そして勝った棋士は5年前、何者かに殺され、件の対局で贈呈された“伝説の将棋駒”が盗まれた。さらに今になって突然、盗まれた駒がネットオークションに出品された。そんな未解決事件のカギを握っていそうな重要人物を、永井と久保田が演じる。
永井が演じる桜木歩は、小野武彦が演じる“盗まれた将棋駒”を作った1流駒師・桜木正村の1番弟子。どこまでも実直に修業に取り組む一方、日頃から寡黙な男であり、彼の素性については正村もよく知らないという、謎めいた男だ。
永井は「これまで縁がなかった役」と述べ、「心情や感情の表現が難しい役でした。特に、いろいろな思いを押し殺したり、吐き出したり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり…といった喜怒哀楽を微妙にコントロールしながら演じなければならないところは悩みました」と明かす。
そして、波瑠について、「セリフをしっかりと相手に伝えることができ、ひとつひとつの言葉を大切にして演じているなぁーって印象でした。勉強させていただきました」と振り返った。
久保田が演じる高校生・佐田彩子は5年前、何者かに殺された天才棋士の娘で、今になって父が殺された際に盗まれた将棋駒がネットオークションに出品されているのを発見し、未解決のままとなっている父の殺害事件を再捜査してほしいと、朋らに依頼する人物。
久保田は「主演の波瑠さんはすごく穏やかで気さくな方。でも、本番では刑事さんとして長ゼリフを一発でバシッと決められていて。役者としては当たり前のことかもしれませんが、やり遂げられている姿を間近で見て、日頃から努力を積み重ねることの大切さをあらためて感じさせていただきました」と話し、「第4話の最後のシーンは彩子にとって大切なシーンになりました。物語の中で複数の重要人物が登場するので、視聴者の皆さまも推理を楽しみながら、最後までご覧いただければ、と思います」と呼び掛けた。