――歌に関して意識したことやレコーディングで印象に残っていることも教えてください。

奥田:夏らしい楽曲なので、レコーディング中もずっと海で遊んでいるのを想像し、夏感が出るように取り組みました。

加納:歌詞にも曲調にも楽しさがすごく盛り込まれているので、楽しいことを想像しながら笑顔で歌うようにしました。そうすると歌が明るくなるので。特にサビの部分は笑いながら歌うようにしました。

――みなさんも笑顔を意識されましたか?

砂田:はい。さわやかな明るい夏の王子たち(笑)

加納:みんなキラキラしていましたよ。

海沼:(加納を見て) 一番キラキラしてたよ。キャッキャ言ってたやん!

加納:ギラギラです(笑)

――今までとは違った雰囲気に戸惑ったりはしなかったですか? 普段のみなさんは明るいから、今回のほうが自然だったのでしょうか。

砂田:そうですね。逆にいつもは曲調やストーリーにあわせてダンスを作り、表情も作っていますが、今回は作るという感じではなく素の自分たちに近いと思います。

海沼:監督さんからも「普段の自分たちが出ればいい。好きなようにやってほしい」と言われたので、すごくやりやすかったです。それで好きなものを持っていったり、それぞれ工夫してやりました。

――みなさんの素が見られるMVというのも新鮮ですね。

日高:本当に普段の自分たちの感じがMVに出ています。すごく楽しい撮影で、雰囲気もよかったですし、それがそのままMVに表現されていて、今までとは違うMVになっていると思います。これまで「テンハネ -1000%-」「44RAIDERS」「ANTI-HERO'S」とガツガツしたイメージがあったと思いますが、今回の「SUMMER HYPE」で新しい自分たちを知ってもらえると思いますし、自分たちの幅も広がったと思います。

――夏ソングにちなんで、今年の夏みなさんでやりたいことはありますか?

砂田:こういう世間の状況なので、何ができるか……。

奥田:森とかに行ってバーベキューしたいですね。

日高:最近、1人でキャンプに行くソロキャンプっていうのがめっちゃ流行っているらしい。YouTuberの方もやっていて。

砂田:キャンプは前からやりたいって言っていたよね。

日高:ちゃんとコテージがあるところもいいな。

加納:コテージ行きたい!

日高:ね! キャンプとかバーベキューとか。「CL」(LDHの新しい映像配信サービス)の企画とかでもやりたいですね!

メンバー一同:いいね!

海沼:とりあえずお祭りみたいな感じで!

日高:盛り上げ番長! 祭りってなったらもう彼(海沼)です。ブラジルの血が騒ぎますから(笑)

海沼:こういうご時世ですから、CLなどでみんなと楽しいことをやって、盛り上げていけたらと思います!

■BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ってパフォーマンスする7人組ダンス&ボーカルグループ。LDHとエイベックスグループによるグローバルアーティスト育成プロジェクト「PROJECT TARO」で米ニューヨークにて3年間パフォーマンスと語学を磨いてきた深堀未来、奥田力也、砂田将宏と、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」のファイナリスト日高竜太、加納嘉将、松井利樹、海沼流星による実力派。2019年5月22日にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビューし、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。米留学した3人は英語を話すバイリンガル、海沼はブラジルのハーフでポルトガル語が堪能で、海外進出も視野に活動。デビューした2019年に、早くもアジア諸国を巡るプロモーションツアーに挑戦した