東京駅に8月3日開業する「グランスタ東京」。今回66店舗が出店し、既設の87店舗と合わせると全153店舗、約1万1,300m2に及ぶJR東日本最大規模のエキナカ商業施設が誕生する。

  • 「グランスタ東京」ロゴは佐藤卓氏によるもの。「口」をシンボライズしてカラフルにデザイン。東京駅の入り口、会話や食事などの口を使った楽しい時間を意味するとともに、あらゆる人が行き交う多様性を表現している

その規模にも驚きだがなかみもすごい。誰もが知る人気店の新業態や東京初出店、エキナカ初出店など注目の店が目白押しだ。

食堂車風レストランで旅気分

なかでも東京駅の新たなシンボルになりそうなのは、かつての食堂車両を再現した鉄道レストラン「STATION RESTAURANT THE CENTRAL」。食堂車、ロビーカー、コンパートメント、テラスと4つの異なるゾーンで食事が楽しめる。

  • 「STATION RESTAURANT THE CENTRAL」店内

  • ヘッドマークが撮影スポットになりそう

イチ押しメニューは「食堂長自慢のスペシャルハヤシライス」(税込2,200円)。食堂車時代から80余年の歴史を伝承し、独自の製法で進化させたデミグラスソースを使用している。風格漂うインテリアの中で味わうのはまた格別、旅気分に浸れそうだ。

  • 「食堂長自慢のスペシャルハヤシライス」(税込2,200円)

エキナカとは思えない多彩なラインナップ

新規店舗をチェックしてみると、アサヒビール監修のビアバー「Tokyo Station Beer Stand」に日本酒をテイスティングバーでも楽しめる「はせがわ酒店 グランスタ東京店」、国産ウイスキー特化のバー「Craft Japanese Malt Whisky SAKURA」、クラフトビール専門店「常陸野ブルーイング 丸の内」とお酒好きにはたまらない店が並ぶ。

  • 「常陸野ブルーイング 丸の内」の「常陸野ネストビール」飲み比べイメージ

「回転寿司 羽田市場」「海鮮居酒屋 羽田市場」では、朝獲れの新鮮な魚介類をJR東日本の新幹線・高速バスネットワークで高速輸送する。こうした東京駅ならではの強みを生かした出店も見どころの一つとなっている。

  • 「回転寿司 羽田市場」の「まぐろ3貫」(950円)

さらに「東洋軒 東京ステーション」「格之進ハンバーグ&バル」「肉卸小島」「ラーメン雷 東京本丸店」「とんかつ まい泉食堂」「恋とスパイス 新宿中村屋」「近畿大学水産研究所 はなれ」など全国から老舗や人気のグルメ店が集結。ここを旅の目的地にしたいくらいの充実ぶりだ。スイーツについても別記事「東京駅「グランスタ東京」で買える新スイーツを紹介 - "白い萩の月"も」で紹介している。

  • 「東洋軒 東京ステーション」の「ロイヤルブラックカレー」(3,080円)

  • 「ラーメン雷 東京本丸店」の「雷そば」(900円)

  • 「格之進ハンバーグ&バル」の「金格ハンバーグ」(1,518円)

そのほか「Made in ピエール・エルメ」「IDÉE TOKYO」「中川政七商店 分店 服」といったハイセンスなショップも並ぶ。日々の暮らしを彩る一品が見つかりそうだ。

  • 「Made in ピエール・エルメ」

新規出店を全店舗チェック

店舗一覧はこちら。

  • 「グランスタ東京」先行開業店舗

  • 「グランスタ東京」新規開業店舗一覧

  • 「グランスタ東京」新規開業店舗一覧

  • 「グランスタ東京」新規開業店舗マップ

駅の1階と地下1階にわたるスペースに展開しており、改札内にも外にも店舗があるので、お目当てのお店がある場合は確認して出かけることをおすすめする。