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【この記事のエキスパート】
自動車ライター/エディター:塚田 勝弘

自動車ライター/エディター:塚田 勝弘

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライター/エディターとして約12年が経過。自動車雑誌、モノ系雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビやカーオーディオ、カー用品、カーエレクトロニクスなどを執筆しているほか、自動車メーカー関連の公式サイトの執筆や監修なども行っている。


車のボンネットやホイール、ヘルメットなどさまざまな素材に使えて色変えにも便利な「ラバースプレー」。この記事では、ラバースプレーの選び方とおすすめ商品をご紹介。耐久性の高いもの、ツヤあり、ツヤなしなどのタイプ、ホイール用ラバースプレーなどをピックアップしています。

車の塗装に便利な「ラバースプレー」とは?

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ラバースプレーは、車やバイクなどに使用できる塗料のこと。素人でも簡単に車の塗装ができるアイテムで、きれいに剥がすこともできるので失敗を気にすることなく塗装が可能。

ラバースプレーはその名の通り、乾燥するとゴム状になる塗料なので、車のボディ以外にもホイールも塗装することができ、気軽に愛車をイメージチェンジすることができます。

ラバースプレーを使用するメリット

ラバースプレーは塗料が乾燥するとゴム状(ラバー状)になるので、「雨・水・湿気」に強いという大きな特徴があります。しっかりコーティングしてあげれば雨に打たれても簡単に剥がれることなく長期間その色味を楽しむことができます。

その上、塗装に失敗してしまっても一度剥がし何度もやり直すことができるのもメリットに挙げられるでしょう。失敗してもボディに傷をつけることなく剥がすことができるので塗装に自信がない方でも挑戦しやすいですよね。

また、ラバースプレーで塗装した箇所はゴム状の膜でカバーされるため車体の傷を防ぐことができます。ラバースプレーでコーティングすれば外からの衝撃による傷が付きにくくなります。

耐久性は大丈夫?ラバースプレーのデメリット

塗装に使用したラバースプレーを簡単に剥がせることはメリットですが、その分耐久性の面で長くても半年程度しかもたない点がデメリットになる場合も。塗装後の車の使用状況や保管状況によって塗装がもつ期間は異なりますが、ほとんどのラバースプレーの耐久期間は3~6ヵ月程度です。

他には、液体がしみこんでしまうような素材には使用できません。車体に使用する上では特に気にする必要はありませんが、DIYなどで使用する場合、木材・紙・布のような素材に吹きかけた場合は液剤を吸い込んでしまうためうまく塗装することができません。念のため覚えておいてくださいね。

ラバースプレーの選び方

はじめにラバースプレーの選び方のポイントをまとめていきます。ラバースプレーにはさまざまな種類があり、ツヤの有無や水性、油性、耐熱性など選び方のポイントもいくつかあります。

それぞれのポイントに合わせて、自分にぴったりの商品を選びましょう。

ツヤの有無やカラーで選ぶ

まずは、ツヤの有無やカラーに注目してみましょう。ツヤの有無で選ぶのもいいですし、イメチェンするときに遊び心を出したいなら蛍光色などを選んでみるのもいいですね。

ツヤの有無で見た目や雰囲気が大きく変わるので、気分や用途に合わせて使い分けてみましょう。それぞれどのような特徴があるのかまとめていきますので、選ぶときの参考にしてみてください。

ゴムの質感が活かせる! ツヤなし

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ゴム素材ならではの独特な質感を活かしたいなら、ツヤのないマットカラーを選ぶといいです。ラバースプレーは乾くとゴム状のようになり、その質感も楽しむことができます。

また、ツヤなしのものはカラーバリエーションが豊富に揃っているので、好きな色の商品もきっと見つかりますよ。好みや用途に合わせてさまざまな色が使えるのもポイントです。

キレイな発色を楽しめる! ツヤあり・メタリック・蛍光・変幻色

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きれいな色の発色を楽しみたいなら、ツヤありのものを選ぶといいでしょう。乾くと光沢のある表面に仕上がり、マットタイプとはまた違う印象になります。また、メタリックや蛍光色などのはっきりとした色、見る角度によってさまざまな色彩を見せてくれる変幻色という種類もあります。

塗布する元の色によっては、期待する発色が出ない場合があるので、ホワイトを下塗りしてから塗った方が色が出やすいでしょう。

水性か油性で選ぶ

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続いては水性タイプか油性タイプで選んでみましょう。水性タイプは乾燥する前であればカンタンに水で洗い流すことができます。使用するときの匂いも少ないので、周囲を気にせず使えます。乾燥しても水で流れ落ちてしまう心配はなく、しっかりと塗装してくれますよ。

油性タイプは水性タイプよりも短時間で乾燥するのがポイントです。耐久性と撥水性も高く、一度塗れば長持ちさせることができます。ただし、油性タイプは匂いが強いため、周囲に迷惑がかからないような場所でおこなうようにしましょう。

速乾タイプかどうかで選ぶ

エスデザイン 液体フィルムスプレー 水性 400ml ー グロスクリア:

出典:Amazon

選ぶときに速乾タイプかチェックしておくのも重要なポイントです。一般的なラバースプレーの場合、重ね塗りする前の乾燥時間は約10分程度、完了時点での乾燥は約4時間もかかってしまいます。

それぞれメリットデメリットがあるので、順番にご紹介していきます。

作業に慣れている方は速乾性の方が時短できる

作業に慣れて、ラバースプレーの使い方もわかってきた方は速乾性タイプを選びましょう。速乾性タイプであれば、時間がかかってしまう乾燥時間も大幅に時短できます。

ただし、速乾性タイプは塗った側からすぐに乾いてしまうので、失敗するとすべてやり直しになってしまいます。ラバースプレーの使い方に慣れていない方や初心者の方にはあまりおすすめできません。

初心者の方はやり直しがしやすい速乾タイプではないもの

はじめてラバースプレーを使用するのであれば、速乾タイプではないものを選びましょう。速乾タイプでなければ塗った瞬間から乾くこともなく、失敗したらその部分だけやり直しできるので安心です。

まずは使い方に慣れることが大切。確実に効率よく作業を進めていきたい方にもおすすめです。

耐熱性を確認

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耐熱性を確認してみましょう。用途や物に適した耐熱性を持った商品を選ばなければ、塗装しても膜が剥がれたり溶けたりしてしまう可能性があります。ボンネットやヘルメットなど、温度の高低差が起きやすい場所には高い耐熱性を備えたものを選びましょう。

目安としては-20度〜100度程度の耐熱性があれば充分です。

スプレーの噴射口は使用しやすいものを!

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使用しやすいスプレー噴射口を選んでください。ラバースプレーを使用するうえで大切なのは、全体的にムラなく吹きつけられるかどうかです。おすすめなのは噴射口が90度回転可能になっているものや、噴射口が広い特殊ノズルのもの、縦や横の調整を好みでできるようになっているものです。

はじめてラバースプレーを使用する方やまだ数回しか使ったことのない方でも、噴射口が使いやすくなっていればムラなく均一に塗装しやすいでしょう。

カラー展開にも注目しよう!

エスデザイン 液体ラバースプレータイプ 油性 400ml ー マットホワイト:

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カラー展開にも注目してみましょう。ラバースプレーには、ブラック・ホワイト・シルバー・レッド・ブルー・イエローなどたくさんの種類が揃っています。そして、先述したように、メタリックカラーや蛍光色、変幻色など色の種類もさまざまです。

車の色やスマホの色など、塗装するものに合わせて色を選んでみてください。バリエーション豊富なカラーが揃っているので、さまざまな色を使い分けてみるのもいいですね。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

はじめてなら、失敗しても落とせる水性タイプを

おもに水性と油性に大別されるラバースプレーは、作業に慣れていないのであれば、乾く前に水で流せる水性がオススメです。油性は乾きやすく、耐久性、撥水性もより高くなる傾向にあります。ほかにも、高い耐熱性を備えたタイプもあり、ボンネットやヘルメットなどに向きます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)