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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。

中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。


品質がよく安心安全の国産ドッグフード。かわいい愛犬の体調管理のために試してみたいけれど、安いものから高級なものまで種類豊富なので迷ってしまいますよね。この記事では、国産ドッグフードについてや年齢ごとに適した選び方などをご紹介します。

海外産との違いも!
国産ドッグフードの特徴は?

国産ドッグフードはつくられてから自宅に届くまでの時間が短く、品質が劣化する可能性が低いので安心して食べさせられるのが大きなメリットです。また、日本は小型犬を飼っている家庭が多いため、国産ドッグフードは小型犬に特化した商品が多い傾向にあります。

海外産との違いは、室内飼いの小型犬向けにドッグフードの粒が小さくタンパク質の量が抑えられている点です。また、ペットに関する法律は海外のほうが厳しく、オーガニックやグルテンフリーなど健康を高くたもつためのドッグフードが多く販売されています。気になる人は、海外の基準も確認してみると良いでしょう。

安心安全でおいしい!
国産ドッグフードの選び方

出典:Amazon

国産ドッグフードは、気軽にお試しできるサイズのもの、子犬にも与えられるものなど種類が豊富です。犬の年齢や種類によってさまざまな選び方のポイントがあるので、チェックしていきましょう。

ドライ or ウェットタイプで選ぶ

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国産ドッグフードは、ドライフードとウェットフードの2種類が主流です。乾燥して水分が少ないドライフードは、日持ちがいい・添加物が少ない・リーズナブルなどの特徴があります。

一方のウェットフードは、水分が多いため日持ちしにくい・やわらかくてシニア犬も食べやすい・味が強くて嗜好性が高いなどの点がメリットです。ただし、日持ちさせる目的などで添加物が多く使われているものもあるため、気になる方は原材料をきっちり確認して選びましょう。

仕入れ先や原材料を確認して選ぶ

安心して与えることのできるドッグフードを購入するためには、仕入れ先や原材料の確認が欠かせません。市販の国産ドッグフードのなかには、添加物や海外産の原材料を使用しているメーカーもありますし、口コミや評判がよくても愛犬の体質には合わない場合もあります。

そこでここからは、購入前にチェックするポイントをご紹介します。

サイトや袋の表示をチェック!

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国産ドッグフードであっても、素材すべてが日本産とは限らないので注意が必要です。原産国に「日本」と書かれていても、国内で最終的な工程が行われただけで原材料は海外産の可能性があります。純日本製のドッグフードがほしい人は、あらかじめ袋の表示や公式サイトを確認しましょう。

【エキスパートのコメント】

「国産」といっても実は外国産の原料を使ったものも

国産のドッグフードというと原料も国産と思いがちですが、外国産原料でも最終加工が日本で行なわれていれば国産と記載できます。もし原料も国産がよいなら、国産肉と書いてあるものがよいでしょう。

また、欧州などでは一般的なドッグフードの有機マークですが、日本ではフードに有機マークはつけられません。そのため有機と書いていなくても、有機生産物を原料としていることがあります。

動物性タンパク質が使われているフードがおすすめ

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動物性タンパク質とは肉や魚などから得られるタンパク質のことで、愛犬の筋肉や骨、肌や毛並みなどをつくり、体にとって欠かせない成分です。また、動物性タンパク質は植物性タンパク質よりも高タンパクのため、購入するときに意識して選ぶといいでしょう。

穀物の量が多すぎないフードを

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商品によっては、原料コストを抑えるために、とうもろこしや小麦などの穀物をたくさん使ってかさ増ししているものもあります。

しかし、犬が穀物を大量に食べるとうまく消化できないため、消化器や内臓へ負担がかかる場合も。また、穀物の摂りすぎは肥満につながりやすいほか、小麦などに含まれているグルテンがアレルゲンとなる場合もあるので、過剰摂取にならないよう注意が必要です。

栄養素として穀物が適量使われている商品もありますが、タンパク質よりも穀物が多くなっているようなドッグフードは、かさ増しが目的の可能性もあるため、避けるほうがいいでしょう。

アレルギーを考慮してドッグフードを選ぶ

人間と同じく、愛犬も食べたものでアレルギーを起こすことがあります。症状は、体をかゆがっているそぶりを見せる、抜け毛、お腹を壊すなどです。症状が出たらすぐにかかりつけの専門医を受診しましょう。

ドッグフードの選び方としては、シンプルな原材料でつくられているもの、化学合成物質不使用のものなどを選びましょう。また、低アレルゲンのドッグフードもあるので、愛犬の体質に合わせてチョイスしてください。

年齢に合わせて選ぶ

愛犬の年齢によって適した食事は変わるため、成長に合わせてドッグフードを選ぶことが大切です。子犬から老犬まで、年齢別のおすすめドッグフードの特徴を順にご紹介します。

子犬には消化吸収の良いものを

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子犬の時期は、体がどんどん発達して大きくなっていくため、成犬よりもたくさんの栄養が必要です。良質な高たんぱく高脂質のドッグフードを食べさせましょう。ただ、子犬は胃腸の働きが弱いので、消化に負担がかかると言われている穀物が含まれていると、消化吸収が妨げられ体調を崩す可能性があります。そのため、消化吸収のよいものや、穀物を含まないグレインフリーのドッグフードなどがおすすめです。

また、子犬から成犬に移行する段階であれば、成犬用のドッグフードも少しずつ餌に混ぜて食べさせましょう。混ぜて食べさせることでスムーズに移行できるほか、肥満防止にもつながります。

成犬にはバランスを考慮した食事を

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成犬の期間がもっとも長いため、健康維持のためにタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなど必要な栄養素がバランスよく含まれた総合食が必要です。

また、成犬用のドッグフードは機能性のバリエーションが増えているので、愛犬の体質や状態に合わせて選べます。運動不足なら低カロリーのもの、歯の健康をサポートするなら歯石対策フードなど、そのときに合ったドッグフードを選びましょう。

老犬には低脂肪のドッグフードを

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活動量が低下するシニア犬には、肥満防止に低カロリー低脂質のドッグフードがおすすめです。また、胃腸の働きも低下してくるので消化のいいドッグフードを選びましょう。添加物や保存料は消化しにくく、体調を崩す原因になりますので注意が必要です。

また、かむ力が衰えている場合は小粒のタイプやウェットフードが食べやすくおすすめです。

香料や着色料が無添加のフードを選ぶ

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ドッグフードには、油脂成分の酸化や劣化を防ぐための酸化防止剤、嗜好性を高めるための香料、食材の色のばらつきを補う着色料など、品質を保持するための添加物が使われていることも多いです。

日本ではペットフード安全法によって、使用できる添加物の種類や上限値が定められているため、国産ドッグフードもこの基準にしたがって作られています。しかし、愛犬の身体のために、より自然素材にこだわりたい場合は、できるだけ添加物を使っていない商品を選ぶといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)