俳優の小関裕太と、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二が、きょう17日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 小関裕太=フジテレビ提供

特集のテーマは「日本の論点“今こそ脳トレをすべき”」。緊急事態宣言により外出自粛を行ったことで、一説によれば、「人は外に出かけなくなると、他者と関わる機会が減り、脳の認知機能が低下する恐れがある」といわれている。そこで今回は、全力解説員を務める医師・川村優希氏の監修のもと、スタジオで脳のトレーニングを実施することに。小関、小峠、そして全力解説員の岸博幸氏と齋藤孝祖が、番組オリジナルの脳トレクイズにチャレンジする。

ある人物の写真を見て3秒以内にその人名を答える「これ誰でしょう?」や、モニターに映し出される“グー”、“チョキ”、“パー”のいずれかの画像に対し、瞬時に負ける手を出さなければいけない「負けなきゃダメよ!ジャンケンポン!」といった脳トレ問題に挑む出演者たち。“元官僚の岸vs東大卒の齋藤”という意外な対決の構図も見せながら、一同は順調に解答していく。

しかし、小峠だけは、間違えるどころか解答することすらできず、ただむなしくツッコむばかり。アリタ哲平(有田哲平)や川村氏は、小峠の脳が相当疲れているのではないかと心配する。

さらに、テーブルの上に硬貨が無造作にばらまかれた写真を見て、10秒以内にその合計金額を言い当てる「金額を数えてください」、ランダムに表示された文字列を並べ替え、ある言葉を完成させる「並び替えてできる言葉を答えてください」と、次々と問題が出されるも、小峠は何ひとつ答えられず、イライラを募らせていく。

そして、モザイクがかけられた写真に写っている物の正体を当てる脳トレクイズ「モザイクがかかっているものは何でしょう?」では、小峠が今もっとも見られたくない写真が白日の下に。小峠はついに激しくツッコんでしまう。

その後、「おしゃれな小峠さんから“夏の着回し術”を学びたい」という小関たっての希望で、別室に用意した小峠の私服コレクションをみんなで観賞することに。しかし、現場リポートを担当する新人アナウンサーが話し始めたとたん、小峠は異変に気づき…。かくして、スタジオを阿鼻叫喚(あびきょうかん)に陥れる地獄の実況中継が幕を開ける。

収録を終えた小関は「すごく楽しかったです! 前回(17年12月1日放送)は、かなり緊張してたんですよ。実際にどういう形でオンエアされるのか、今ひとつ分からなかったし(笑)、ちょっと硬かったかなという反省があって。でも今回は2回目ということで、100%楽しむことができました。有田さんとのアドリブのやりとりも、けっこううまくできたかなと思います。有田さんとは、前回この番組に出演させていただいた後、『半分、青い。』(18年、NHK総合)でご一緒させていただいていて。僕としては、あのときに少し距離が縮まったかなと思ってるんです(笑)」とコメント。

エンディングは「今日の夜、きっと夢の中に出てくるんじゃないかと(笑)」というが、収録日の6月8日は誕生日だそうで、「一生忘れないと思います(笑)」とのこと。「でも、あのエンディングのくだり、ちゃんと放送できるのかな…尺が足りないんじゃないですか? 『脱力タイムズ』って、40分の番組ですよね?(笑)」と心配していた。

(C)フジテレビ