アイドルグループ・乃木坂46が、配信限定シングルとして新曲「Route 246」(読み:ルート・ツー・フォーティシックス)を7月24日0時にリリースすることが15日、明らかになった。同楽曲は、総合プロデューサーの秋元康氏が作詞、小室哲哉氏が作曲・編曲を担当。乃木坂46と小室氏のタッグは今回が初めて。センターは齋藤飛鳥が務める。

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また、秋元氏と小室氏の共作は、2010年11月に発売された、やしきたかじん「その時の空」以来約10年ぶりとなり、秋元氏が総合プロデュースするAKB48グループ・坂道グループのアイドルグループでの共作では初となる。

なお小室氏は、2018年4月に発売されたラストアイドル「風よ吹け!」の作詞・作曲・プロデュースを手掛け、その後、第一線から退いており、2年3カ月ぶりとなる公での楽曲提供となった。

センターを務める齋藤飛鳥は「もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も「小室さん感」が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!」とコメントしている。

楽曲の初オンエアは、7月22日25時から生放送されるニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』を予定。テレビ出演では、7月24日のテレビ朝日系『MUSIC STATION 3時間半スペシャル』にて初パフォーマンス予定となっている。

秋元康氏、小室哲哉氏、齋藤飛鳥のコメント全文は以下の通り。

■秋元康
小室哲哉は古くからの友人です。一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました。
「曲を書いてよ」そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。結局、7回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。
この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。
乃木坂46に、書き下ろしてくれた「Route 246」を聴いてください。彼の音楽への想いが伝わって来ると思います。

■小室哲哉
多いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。 ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。 今回のコンセプトは友情でした。 友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。 一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています。

■齋藤飛鳥
もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も「小室さん感」が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!