テイクアウト、デリバリーの需要が増え続ける中、モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスは、2020年7月16日から全国のモスバーガー店舗(一部店舗を除く)にて、「モスバーガー」(税別343円)に使用しているミートソースをリニューアルすることを発表した。

  • 「モスバーガー」の特長はなんといってもトマトとパティのジューシーな食べ応え。リニューアルしたミートソースでよりおいしくなっている

モスバーガーの販売個数は、なんと地球3周分

年間を通して次々と個性的なバーガーを発売しているモスバーガー。その原点となる「モスバーガー」は、1972年の創業以来の看板商品で、年間売上でも常にNo.1人気。売り上げの累計販売個数は12億8900万個で、全部積み上げると地球(40,075km)約3周分に相当するのだとか。さらに、これまでに販売した「モスバーガー」に使用されたミートソースの合計は25メートルプール約78個杯分。正直あんまり想像はつかないけれども、とにかくめちゃくちゃ長きにわたって食べられている商品なのだ。

  • 累計販売個数は地球約3周分!とにかくすごいことはよくわかった

「モスバーガー」のミートソースがリニューアルされるのは、2017年7月以来3年ぶり。今回のテーマは「原点」。モスバーガーは、アメリカで食べた「トミーズ」のハンバーガーの美味しさに感激した創業者が、その味を日本の人々にも食べてもらいたいという発想から誕生したハンバーガーショップで、日本人の味覚に合わせた独自のミートソースを100回以上の試作を繰り返し苦労の末に誕生した商品が「モスバーガー」なんだとか。

今回のリニューアルでは、具材の大きさにこだわり、玉ねぎは食感が残るよう大小2種類のサイズにカット、牛・豚の挽き肉も豚肉を少し粗めの挽き具合にすることでソースの具材感をアップ。さらに、隠し味として液体塩こうじ、煮詰めたお酢、にがりといった和のテイストを加え、味に深みやコクを加えた “日本のミートソース”に仕上げている。

  • 長年愛されている人気No.1商品「モスバーガー」

メディア向け発表会では、新旧ミートソースの食べ比べが実施された。トマトの酸味が感じられる既存のソースに対して、リニューアルされたソースは酸味が少なく、かなり旨味が濃厚でコク深く、味に奥行きがある。そのソースを使った「モスバーガー」をまるごと試食してみると、コクのあるミートソースが、ジューシーなパティ、モスバーガーの代名詞である輪切りトマトと三位一体となってまろやかな美味しさを醸し出していた。たまねぎのシャキシャキした歯応えも最高のアクセントになっていて◎。

  • 右がリニューアルしたソース、左が既存のソース

また、今回のリニューアルに合わせて、お子さま向けセットメニュー「ワイワイモスバーガーセット<スライスチーズ入り>」を定番商品として7月16日より新発売。子どもに合わせてマスタードやオニオンを抜いたやさしい味付けのハンバーガーやチキンナゲットなどに、フレンチフライポテトとドリンク、親子で楽しめるオリジナルおもちゃをセットにしたセットメニューとなっている。

  • お子さま向けセットメニュー「ワイワイモスバーガーセット<スライスチーズ入り>」も新発売

トマトが苦手な子どもでも食べられるように作られた、「モスバーガー入門編」なので、家族みんなで楽しめるのが嬉しい。ミートソースは7月16日までに順次切り替えられ、「モスチーズバーガー」や「ダブルモスバーガー」など、モスバーガーの派生商品もリニューアルされる。

  • 「モスバーガー」(左)と「ワイワイモスバーガー」(右)。親子で楽しめるからテイクアウトやデリバリーにも最適

さらに、同じく7月16日より「フルーツティー」(Mサイズ:税別426円/Lサイズ:税別630円)「タピオカフルーツティー」(Mサイズ:税別630円/Lサイズ:税別695円)も新発売。凍らせたフルーツが入っており、紅茶やフルーツの味が薄まりにくく冷たさも長持ちするので、テイクアウトにピッタリの夏ドリンクだ。オレンジ、マンゴー、イチゴがゴロゴロ入っていてスイーツ感もたっぷり感じられる。こちらは9月中旬頃までの期間限定発売となっている。

  • フローズンフルーツがたっぷりな夏ドリンク「フルーツティー」も新登場!

原点を見つめなおして、さらに美味しくなったモスバーガーで、おうち時間を家族で楽しもう。