7月7日にスタートするTBS系火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(毎週火曜22:00~)で主演を務める多部未華子、共演の大森南朋、瀬戸康史が4日、リモート取材会に出席し、本作の魅力や自身が演じる役柄について語った。
アラサー女子・メイが、おじさん家政夫を雇うことから始まる『私の家政夫ナギサさん』は、国内最大級の電子書籍サイト「コミックシーモア」発のオリジナルコミック『家政夫のナギサさん』(著者:四ツ原フリコ)を原作に、ドラマオリジナル要素を盛り込んだハートフルラブコメディ。主人公・相原メイを多部、メイの生活に安らぎと潤いを与える家政夫・鴫野ナギサを大森、メイの仕事のライバルとなる田所優太を瀬戸が演じる。
多部は、演じるメイについて「製薬会社に勤めている一生懸命な女の子。家事ができないけどすごくお仕事ができる女の子です」と紹介し、「仕事が忙しいから家事がおろそかになっちゃうとか、家事をしようって頑張りすぎると細かいところまでやろうとして結局何も手がつかなくなっちゃうとか、そういう一つ一つのことに共感できるなと思って演じています」とコメント。
大森は「鴫野ナギサというスーパー家政夫さん。すごい仕事のできる家政夫の役をやらせていただいております。非常に優しくて素敵な人で、すごい人のことを考えて人のために生きようと頑張っている人」と役柄を説明し、自身との共通点について「基本的に真面目っていうところは似ているのかもしれないです」と話した。
瀬戸は「メイさんのライバル会社の製薬会社のエースを演じています。仕事もできて性格も良いという、パーフェクトな人という描かれ方をしていて、彼は成績や売り上げよりも、病院のことや患者さんの方に重きを置いている人なので、優しさや真面目さみたいな人柄が出るように意識しています」と語った。
1話のお気に入りのシーンを聞かれると、瀬戸は「メイとナギサさんのシーンは好きですね。ナギサさんはとってもかわいらしいですし、メイみたいな完璧じゃない女の子って、男性として助けてあげたくなるというか、支えたくなる。男性の本能をくすぐるなって。2人のかけあいを見てほっこりしました」とメイとナギサのシーンの魅力を紹介。
多部は「大森さんって普段現場でおしゃべりしたりしていると全然おじさんな感じしないんですけど、(本作で見ると)すっごいおじさんなんですよ。ナギサさんがすっごいおじさんに見えるのがすごいなと思って」と“おじさん”と繰り返し、大森が「本質的におじさんなんですけどね」と言うと、「現場で話していると全然そんな風に見えない。それがいいなというか、ギャップですよね」と語った。
また、大森演じるナギサにキュンとする“おじキュン”ポイントについて、多部は「安心感からくるキュン。突然キュンってくるんじゃなくて、安心している中にさりげないキュンがある感じがします」と言い、「大森さんの顔のお肉ってこんなに動くんだって思ったんですよ。表情がすごい、こういう動き方するんだっていうのがいっぱいあって面白いなって。顔の表情で物語るお芝居がこのドラマの面白さであり、キュンときてほしいです」と見どころをアピール。
エプロンをつけてチャーミングな家政夫を演じている大森は、「普段しないですからね。自分的にも新鮮な気持ちで、あれをやるとやる気が出るというか、スイッチが入るというか、エプロンに助けられています」と話し、「コメディエンヌとしての俳優人生が開花している作品なのでぜひお楽しみください」と呼びかけて笑いを誘った。
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