「届け出」だけでお金がもらえる制度とは? 社労士が解説

三笠書房は7月2日、書籍『最新版図解「届け出」だけでお金がもらえる制度一覧』(税別890円)を発売する。

同書の著者で社労士の小泉正典氏によると、申請すればもらえる給付金や助成金はたくさんあるという。しかし日本の社会保障は、利用したい人が「届け出」を出して、初めてサービスを受けることができるため、どんなに充実した制度があったとしても、知らないと利用できないとのこと。

そこで同書では、特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)の10万円のほか、「届け出」一つで簡単に利用できる制度や、知ると知らないとでは大違いの社会保障制度の賢い活用方について紹介している。

例えば、「医療費助成」「出産手当」「就学援助」「介護保険」「住宅ローン減税」「失業給付」「納税猶予」「住宅確保給付金」「休業手当」「生活安定貸付」など。新型コロナウイルス感染症支援策をはじめ、暮らしに関わる制度82の手続きをオールカラーで図解している。