ホンダは6月19日、世界的に好評のロングセラーSUV「CR-V」の日本市場向けモデルを一部改良し、発売した。

  • 「CR-V e:HEV EX・BLACK EDITION(FF)」

「CR-V」は、セダンを思わせる上質な乗り心地と、多様な路面状況に対応する力強い走りを併せ持つSUVとして、1995年に発売した。

2018年8月に行ったフルモデルチェンジでは、7人乗りの3列シート仕様を設定したガソリンモデルのほか、「CR-V」としては初となるハイブリッドモデルをラインアップに加えて発売。ユーザーの生活スタイルや好み、求める性能などに合わせて、さまざまなニーズに対応できるグレード構成で、幅広い層から好評を得ているという。

  • 上「シーグラスブルー・パール」、中「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」、下「スーパープラチナグレー・メタリック」の3色を新たに設定

今回のマイナーモデルチェンジでは、広々とした室内空間や走りの良さはそのままに、ユーザーから要望の多かったシーケンシャルターンシグナルランプや、ステアリングヒーターなどの上級装備を標準装備とした。

そのほか、これまでのカラーバリエーションを見直し、新色として光の当たり方で陰影をより美しく魅せる、特別な塗装方法を採用した「スーパープラチナグレー・メタリック」「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」のほか、柔らかいトーンの「シーグラスブルー・パール」の3色を新たに設定した。

  • 黒基調の専用加飾を施した「BLACK EDITION」を最上級グレードに追加--上・中「CR-V e:HEV EX・BLACK EDITION」、下「CR-V BLACK EDITION」

さらに、「CR-V」の新たな個性としてさまざまな専用加飾を施し、SUVの持つ力強いイメージをより強調した「BLACK EDITION」を最上級グレードに追加。エクステリア・インテリアともに黒基調の専用加飾を施したほか、ブラック塗装のアルミホイールで、SUVならではの力強さや、武骨さといった魅力をより際立たせるスタイリングとした。

また、ハイブリッドモデルは、2モーターハイブリッドシステムの名称を「e:HEV(イーエイチイーブイ)」に変更する。