JR東日本東京支社は、ホームの移設と西口駅舎の改良等工事を行っていた飯田橋駅に関して、7月12日初電から新ホームと新西口駅舎、歩行者空間の供用を開始すると発表した。

  • 飯田橋駅新西口駅舎完成イメージ

飯田橋駅では、ホームの抜本的な安全対策として、新宿寄りにホームを約200m移設し、列車とホームの隙間を狭小化する工事と、これに合わせて西口駅舎の改良等工事を行っていた。

新ホームは1面2線で曲線半径900m(旧ホーム300m)。新ホームの供用開始に伴い、東口の2カ所ある階段のうち東京寄りの階段・エスカレーターは閉鎖される。ホームドアの使用開始時期については、詳しい日程が決まり次第、別途告知される。

  • 供用開始後の飯田橋駅

新西口駅舎は鉄骨造り2階建て(延床面積約2,200平方メートル)。バリアフリー設備として多機能トイレ1カ所とエレベーター1基(15人乗り)を備え、5つの店舗が開業する予定。1階にコンビニエンスストア「NewDays」が7月12日に開業(予定)するほか、8月以降、1階に2店舗が開業する予定となっている。2階の2店舗は詳しい開業日程が決まり次第、発表される。改札外コンコースと駅前に歩行者空間も整備された。