虎ノ門横丁が6月11日、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」内にオープンした。先に開業した虎ノ門ヒルズ駅含め、進化し続けるこのエリアに「一度は行きたい」と思う人は多いはず。今回はその中でも、"新グルメスポット"としてにぎわうこと間違いなしの「虎ノ門横丁」に注目。気になる店舗を紹介したい。

  • 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー内「虎ノ門横丁」に潜入

「虎ノ門横丁」の気になるお店を紹介

地下1階から地上3階までの4フロアから成る虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー。「虎ノ門横丁」と名付けられた3階のエリアには、和食や中華料理、イタリアンやフレンチに加え、バーなど全26店舗が並ぶ。

なかには新宿にあるもつ焼き店「鳥茂」といった、これまで多店舗展開をしてこなかった名だたる人気店も出店することから注目が集まっている。どこから攻めるか迷ってしまうほど素晴らしいお店ばかりだが、今回はその中から4店を紹介しよう。

■たこ焼きの進化が止まらない「築地金だこ」

たこ焼きチェーン店「築地銀だこ」の新業態が、「銀」から「金」にバワーアップして登場! "もし世界中でたこ焼きが愛されていたら、どんなたこ焼きになっていたか"をコンセプトに、たこ焼きを超えたたこ焼きへの進化を挑む「築地金だこ」。

  • 日本初「築地銀だこ」の新業態「築地金だこ」

同店では、定番メニューをそろえながらも、各国の食材や料理とミックスした「NEOたこ焼き」が月替わりで展開される。いつ訪れても新しいたこ焼きに出合える、たこ焼きのテーマパークとも言えるにぎやかさだ。

  • 左「スイス・ツェルマット風 チーズソール&生ハム」、右「タイ・バンコク風 グリーンカレー」

今月の月替りメニューは、「タイ・バンコク風たこ焼き」と「スイス・ツェルマット風たこ焼き」。

「タイ・バンコク風たこ焼き」は、グリーンカレーをテーマに、スパイスとココナッツミルクが調和した、ピリリとした中にまろやかさと爽やかさが同居するたこ焼き。魚介がベースとなっているためあっさりと味わえ、ビールと一緒に食べたくなるピリ辛さが特徴だ。

一方のスイス南部の「ツェルマット風たこ焼き」(各580円)は、チキンブイヨンをベースに生ハムとチーズソースが添えられた一品。生ハムの塩味とチーズの濃厚さが味と香りの両側面から存分に味わうことができ、食べすすめているとついハイボールが飲みたくなる濃厚な仕上がりとなっている。

  • 銀だこの定番たこ焼きも用意

いずれの「NEOたこ焼き」もお酒とのバランスが完璧に計算され相性抜群。世界を旅する感覚で金メダル級のたこ焼きを味わいつくそう。

■紹介制レストランをカジュアルに「ELEZO GATE」

渋谷区松濤(しょうとう)にある紹介制フレンチレストラン「エレゾハウス」のセカンドラインとしてオープンした「ELEZO GATE(エレゾゲート)」。

お店では、本社のある北海道十勝で、エゾシカの狩猟や、家畜の生産や解体、加工、販売までを一貫する「エレゾグループ」が、あらゆる行程で食材と徹底して対話し、最高のポテンシャルで料理をあますことなく提供する。

  • 紹介制レストラン「エレゾハウス」初の系列店となる「ELEZO GATE」

無駄な味付けをせず、素材本来の香りを活かすというレストランのコンセプトをそのままに、よりシンプルかつカジュアルに、ビストロ感覚で楽しむことができるのが特長だ。

  • 十勝のエゾシカを使ったメニューが楽しめる

提供されるサラミやハム、テリーヌなどのシャルキュトリーからは、食べる物や育った環境で肉質も味がまったく変わるという素材を通して、十勝の豊かな四季と「エレゾ」の独自の世界観を感じることができる。おいしいジビエが食べたいという方は、見逃すことができない店舗と言えよう。

■辛いもの好きはここに決まり「ファイヤーホール 4000」

"火鍋伝道師"と呼ばれる菰田欣也さんが手がける火鍋専門店「ファイヤーホール 4000」の新店が虎ノ門横丁に登場。

  • 五反田に本店を構える「ファイヤーホール 4000」

自家製豆板醤を使った麻辣豆板醤スープと生薬を合わせた薬膳スープは、「薬膳」「辛み」「旨み」のバランスを重視。ボリュームたっぷりで、体にやさしいのはもちろん、飲むほどに虜となる味わいが特徴だ。

  • 火鍋コース料理(2,980円〜)

ここへ来たら、虎ノ門店限定のランチメニュー「麻婆豆腐~菰田欣也監修~」と「ファイヤーホール4000特製"火鍋担々麺"」(各1,000円)も見逃せない。

  • 3種類の辛さから選べる「ファイヤーホール4000特製"火鍋担々麺"」

  • 「麻婆豆腐~菰田欣也監修~」こちらも辛さが選べます

料理は辛さが数段階用意されており、好みに合わせてチョイス可能。最も辛いものには、イエローファイアーという唐辛子を使用しており、生半可な辛さではない。水分を摂取しながら食べたいが、クセのある味が不思議とまた箸を進める。"からおいしい"と表現しておこう。辛いもの好きはもちろん、そうでない人も訪れた際にはぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。

■店内で作ったクラフトジンを提供「酒食堂 虎ノ門蒸留所」

「酒食堂 虎ノ門蒸留所」は、横丁内に蒸留場を併設しており、そこで作られたオリジナルジンを、その場で楽しむことのできるのが魅力の居酒屋だ。

伊豆諸島南部に位置する青ヶ島の島焼酎と青梅の名水を主な原料に作られた虎ノ門ジン「COMMON」は、カモミールやみかんの花など、さまざまな産地のボタニカルをシーズンごとに使用することで、季節の香り堪能することができる。

  • 「虎ノ門横丁」中央部分に設置された蒸留所

  • バーカウンターから提供されるクラフトジン

ジントニックなどカクテルの割り物に使われる印象の強いジンだが、虎ノ門蒸留所では、「新しい日常酒」としてのジンを提案しており、ジンそのものの香りをより楽しんでもらうため、水割りや、ソーダ割りなどシンプルな飲み方がお勧め。

意外なものでは、お湯割りが好評で、蒸気とともに広がる豊かで華やかな香りが、女性にも喜ばれる仕上がりとなっているそうだ。

  • バラエティ豊かなフードも要注目! 左から時計回りに「酒食堂のポテトサラダ」、「花びらチーズ」、「パクチーまみれのオリーブバリエ」「八丈島明日葉とツナのゴママヨネーズ」

フードは定番の居酒屋メニューやエスニックに加え、珍しい東京島料理まで豊富なラインナップを用意。東京の材料で作る、ローカルで新しいジンが驚きとうれしさをテーブルに添えてくれる。がっつり食べたい1軒目やサクッと飲みたい2軒目など、シーンを選ばず重宝されそうだ。

虎ノ門エリアの今後に目が離せない

新駅「虎ノ門ヒルズ駅」も開業し、ビジネスはもちろん、ショッピングやグルメにと、ますます注目度が上がっていく虎ノ門エリア。

今回ご紹介した「虎ノ門横丁」では、アプリを活用した混雑回避やフィジカルディスタンスに配慮した座席配置など、新型コロナウィルス感染症に対する取り組みを積極的に行っている。まだまだ安心とはいえない状況だが、それぞれがしっかり対策しつつ、新しい賑わいを是非楽しんでいただきたい。

●information
「虎ノ門横丁」
住所:港区虎ノ門1-17-1(虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー内)
営業時間:11時00分~22時00分

小山田滝音(おやまだたきおん)

1984年生まれ、神奈川県湯河原町出身。編集者。ライター。編集プロダクション「ブラインドファスト」を運営する。ガジェットなどの専門分野からビジネス、カルチャー、グルメなど幅広い分野の記事を執筆。自分の目で見たものだけを記事にし、著名人インタビューから音楽ライブ、飲食店取材など年間150本以上の取材をこなす。飲み処「上京酒場 AKASAKA 滝の音」も運営中。