伊賀鉄道は15日から、依頼者が作成したオリジナルデザインのヘッドマークを忍者線(伊賀線)車両の前面に掲出する「オリジナルヘッドマーク掲出サービス」を開始する。

  • ヘッドマークの掲出場所

このサービスは、旅客運輸収入の減少を少しでも補うべくスタートした、各駅のネーミングライツ(副駅名の掲出)やまくら木オーナー制度と同様の目的で実施される。

忍者線(伊賀線)の各編成(1編成2両・全5編成)において、前後運転台の前面窓ガラス内側に、ラミネート加工したA3サイズのヘッドマークを各1枚(計2枚)掲出し、1週間運行する。ヘッドマークのデザインは依頼者自身に作成してもらい、掲出終了後のヘッドマークは依頼者に渡される。

申込開始日は6月15日、掲出開始日は6月29日で、掲出区間は忍者線(伊賀線)全線(伊賀上野~伊賀神戸間)。掲出料金は1回(1編成2枚・1週間)の掲出で6,000円とされ、ラミネート加工費や掲出終了後の送料も含まれる。申込みは各種申込用の伊賀鉄道のメールアドレスにて、必要事項の記入とヘッドマークのデータ(3MB以下のJPEGやPDF)が添付されたメールを受け付ける。

なお、ヘッドマークは広告・宣伝を含めて基本的に依頼者が自由にデザインできるが、公序良俗に反するものなど、伊賀鉄道の公告掲出審査基準に抵触するものは掲出できない。依頼者自身が作成したデザインに限られ、依頼者以外の人物が写っている写真やキャラクターの絵などを使用する場合、肖像権や著作権の権利者から依頼者自身が許可を得る必要がある。