■総評

調査の結果、ボーナス制度があり、なおかつボーナスの支給予定がある人の中で、最も多い支給予定額は「20万円以上~40万円未満」(45.3%)だった。

また、去年と比較して支給額が「増える予定」と答えた人は6.5%、「減る予定」と答えた人は26.7%、「変わらない予定」と答えた人は66.9%となり、前年同時期と支給予定額が変わらない人が半数以上を占めた。

一方、新型コロナウイルス流行の影響を感じると答えた人は67.5%にのぼり、その理由からは、各業界・業種の売り上げ減・業績悪化の具体的な状況が伝わってくる。

「影響がない」と答えた人の中には、もちろん、業界・業種により、好調もしくは業績が変わらないというコメントもあったが、「今期は流行前に支給額が決まっていたので影響はないが、冬のボーナスは減額になるかもしれない」という声も多数寄せられる結果となった。

ボーナスに限らず、残業代の抑制、管理職手当のカットなど、コロナ禍において収入へのダメージを受けている人は多いだろう。冬のボーナスも良い期待ができないケースが多い中では、長期的な視点を持って、家計を見直す必要がありそうだ。

調査時期: 2020年6月2日
調査対象: マイナビニュース会員(会社員)
調査数: 807人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません