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【この記事のエキスパート】
保育士・社会福祉士:武田 優希
施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。
全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。
保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。
また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。
小さい子供のいる家庭や楽器演奏をする場合、近隣に音漏れしないように防音マットで対策しておくことが大切。この記事では、人気のニトリ製や自宅での運動用マット、厚いものや薄いもの、防水性能をもつものまで、防音マットの選び方やおすすめ商品を厳選してご紹介します。
防音マットの選び方
それでは、防音マットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】音の種類に合わせて防音マットの厚さを選ぶ
【2】防音マットの重さもチェック
【3】そのほかの機能で選ぶ
【4】口コミで防音マットの性能をチェック
上記の4つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】音の種類に合わせて防音マットの厚さを選ぶ
音の伝播の種類によって、防音マットを使い分けます。
空気を伝播して音が伝わるピアノやバイオリンなどの楽器の場合と、振動によって音が伝わるタイプのドラムなどの楽器の2種類で考えてみましょう。
▼ピアノやバイオリンなら厚さ5mm程度
ピアノやバイオリンなどの空気を通して音が伝播するタイプの楽器なら、5ミリ程度の厚さの防音マットがあれば、階下へ伝わる音が緩和されます。
楽器の特性上、衝撃を吸収する必要はなく、空気を伝わって床面に当たる音を軽減すればいいです。そのため、あまり厚みがなくても防音には役立ちます。
▼ドラムやダンスなどの衝撃音には厚さ10mm以上
ドラムなどの衝撃の音を発する楽器を演奏するなら、空気を伝わる音より、振動による音を軽減させる必要があるので、より厚めの防音マットにしましょう。
10ミリ以上の厚さがあれば、ドラムなどの楽器が床面に直接伝える振動を吸収して、階下への影響を大きく緩和してくれます。子どもが走り回ったり、トレーニングでステップを踏むような音も同じように軽減されます。
【2】防音マットの重さもチェック
騒音が伝わるのを防ぐには、防音マットの素材の密度を高めることが必要です。密度が高いと、防音マットの重量が重たくなるので、マットの重さが防音性の指標となります。
防音マットの重量にはいろいろなタイプがありますから、演奏する楽器の音の大きさを考えながら、どの程度の密度や重量の防音マットにするとよいかを選択するようにしましょう。
【3】そのほかの機能で選ぶ
上記で紹介した選ぶポイント以外にも、大切な機能はいくつかあります。ここでは、あるとより嬉しい機能についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
▼制電機能|冬場のイヤな静電気に
カーペットやじゅうたんのような素材の防音マットは、冬場になると静電気を引き起こす可能性があります。そのため、繊維そのものに「制電機能」を有した素材を使っているものがおすすめ。マットのうえで寝転んだときなども、静電気を気にする必要がありません。
▼防臭加工|ペットや汗の気になる臭いに
ペットがいる家庭やトレーニング用に使う場合、汗のニオイやペットの体臭などが気になります。しかし、毎回洗うのは大変ですよね。そこで、「防臭加工」が施された防音マットを選ぶようにしましょう。ニオイ自体がつきづらいものや、時間が経つとニオイがなくなる消臭性の高いものなどがあります。
▼カット可能|隅まで敷きつめ可能
防音マットは、演奏をするお部屋全体に敷き詰めることで、より防音性能を高められます。しっかりとお部屋の床面に敷き詰めるためには、防音マットをお部屋の床面の形状にフィットさせる必要があります。
お部屋の床のサイズに合わせてカットできる防音マットなら、よりしっかりと隙間なく敷き詰められます。
▼ジョイント式|赤ちゃんがいるご家庭に
赤ちゃんや小さい子供がいるご家庭には、防音タイプのジョイントマットがおすすめです。撥水性にすぐれているものが多いので、飲み物をこぼしてしまったり赤ちゃんが吐き戻したときも、染みこむ心配がありません。サッと洗うだけでお手入れが簡単。
また、ジョイントマットのいいところは必要な分だけ買い足せること。汚れたり、キズがついて使えなくなった場合も、同じ商品を必要な枚数だけ購入することが可能です。
▼防ダニ加工|ダニの繁殖を防ぐ
子供やペットの足音対策で防音マットをリビングに敷く場合は、防ダニ加工がされているものがおすすめです。日々家族で過ごす場所は、清潔に使いたいもの。しかし、どんなにこまめに掃除をしていても、ダニは発生してしまいます。初めから防ダニ加工が施されているものであれば、長く衛生的に使用できます。
【4】口コミで防音マットの性能をチェック
防音マットは、厚みや密度が多岐にわたるため、どの楽器の騒音をどの程度防いでくれるのかを知るためには、実際に使用した場面の詳細な情報を調べてみることが大切です。
アイテムの情報に掲載されている口コミなどを参考にして、演奏しようと思っている楽器と防音マットとの相性を事前に確認しておくようにしましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
防音の役目以外の機能や遮音等級も要チェック
防音マットには、遮音等級(L値)が併記されているものもあります。しっかりした対策をしたい方は、参考にして購入するのがおすすめです。
防音の役目が高いマットを選ぶのはもちろんですが、ほかの機能にも着目してみましょう。手入れのしやすさを重視したい方は、撥水加工されているものや部分洗いできるものを、マットを広い範囲に敷く予定の方はすべり止め機能がついたものを選ぶといいですよ。
防音マットの人気メーカー
ここでは、ネット通販で人気のある防音マットのメーカーをご紹介します。
ピアリビング
ピアリビングは、防音マットをはじめ、防音カーテンや遮音シート、防振材などの防音対策の商品を扱う専門メーカーです。防音マットにも、タイルカーペットやラグなどさまざまな種類があり、部屋の雰囲気に合うデザインやカラーを選ぶことができます。なかには、フローリング調の木目デザインのものもあり、防音対策ができるおしゃれな商品をお探しの方におすすめです。
ニトリ
家具から生活用品などあらゆる商品を開発・展開するニトリ。防音だけでなく、防ダニ・防炎・抗菌防臭・ホットカーペット対応など、機能性にすぐれたマットがそろっています。カラーはベージュやブラウン、アイボリー、グレーなどナチュラルな雰囲気の部屋に合うものが多め。ふわっとした肌触りで、寝心地もバツグンです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)