2月29日から臨時休館となっていた京都鉄道博物館が、6月15日から営業を再開する。感染症対策として、当面は原則として前売入館券を購入した人のみに入館を限定するほか、一部の展示・体験・イベントの中止や施設の閉鎖などの利用制限を行う。

  • 京都鉄道博物館が6月15日から営業を再開(写真は2020年2月撮影)

営業再開後も京都鉄道博物館の窓口では入館券を販売せず、「セブン-イレブン」「PassMe!るるぶレジャーチケット」「dトラベル」「asoview!電子チケット」とおもな旅行会社で販売される前売入館券の事前購入が必要となる。来館者の集中が予想される10~12時の時間帯は、入館の時間帯を30分おきに指定して発売する。

入館時は非接触型体温計による検温を行い、37.5度以上の熱がある人の入館を制限するほか、マスクの着用と手指のアルコール消毒への協力、ソーシャルディスタンスの確保を来館者に呼びかける。

踏切体験、切符発券、自動改札体験などの「触れる展示」、運転シミュレータ体験、扇形車庫のSL車両運転台見学、鉄道おしごと体験などのイベントをはじめ、「3密」の可能性がある展示・イベント等は当面中止もしくは閉鎖とする。