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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:加治佐 由香里

フードコーディネーター:加治佐 由香里

日本フードコーディネーター協会常任理事。
2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。
商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。
新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。
ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。


白砂糖には上白糖とグラニュー糖があり、それぞれの特徴があります。この記事ではカロリーゼロの甘味料もあわせてご紹介します。記事後半には、Amazonや楽天、ヤフーの人気売れ筋ランキングもありますので売れ筋や口コミも確認して下さい。

白砂糖を料理に使うとどんな効果がある?

砂糖の役割は甘みをつけるだけだと思っていませんか? じつは砂糖には甘みづけ以外に、さまざまな効果があります。さっそくみていきましょう。

カビ・腐敗を防いで保存性を高める

ひとつめの効果は、カビ・細菌の発生を防いで保存性を高めること。カビや腐敗の原因となる細菌は水分を好みます。しかし、砂糖には吸収した水分を離さない性質があるため、カビや細菌の増殖を抑えることになるのです。

食べものの重量の半分以上が砂糖の場合に、防腐効果がよりはっきりとあらわれます。これが羊羹のような砂糖たっぷりの食べものが長もちする理由です。

ゲル化作用によりジェル状にする

ふたつめの効果は、果物をゼリー化するチカラがあります。

ジャムのつるんとした食感は、砂糖の働きによって作られています。果物にはペクチンという成分が含まれていますが、砂糖がそのペクチンを網目のようにつないで水分を抱えこみます。そうして果物がジェル状に変化するのです。

ご飯の乾燥を防ぐ

砂糖にはご飯などデンプン食品の乾燥を防ぐ効果があります。炊きたてのご飯はやわらかく粘りがありますが、そのままにしておくと乾燥してかたくなってしまいますよね。

炊きたての状態に砂糖をまぜると、砂糖がデンプンの水分にくっつき、ご飯の水分を逃がしません。そのため、砂糖を入れたすし飯はいつまでたってもふんわりとした食感をたもつことが可能です。

お肉をやわらかくする

砂糖にはお肉をやわらかくする効果があります。お肉の繊維のあいだに入りこんだ砂糖が水分を引きよせ、肉のコラーゲンと水分を結びつけてくれます。

事前に肉に砂糖をもみこんでおくだけで、しっとりやわらかい肉のできあがり。すき焼きはもちろん、ビーフシチューやカレーのお肉にも砂糖を使うと、やわらかくなっていっそうおいしくなりますよ。

フードコーディネーターに聞いた
白砂糖の選び方

甘さだけではなくいろいろな効果を持っている白砂糖。料理するなら自宅に備えておきたい調味料ですよね。しかし、いざスーパーなどで買おうとしても、種類がたくさんあってなにを選べばいいかわからないということも。ここではどう白砂糖を選べばいいかご説明します。

使う用途にあわせて選ぶ

白砂糖を選ぶときには「なんのために、どう使うのか」という用途を考えておくと、選びやすいです。お料理に使う・お菓子作りが好き・スイーツ好きだけどダイエット中など、それぞれのシーンにあっている白砂糖があります。ぜひご自分の状況や目的にあった白砂糖を選んでみてください。

料理に使うなら「上白糖」

日本甜菜製糖『家庭用 ビート糖 上白糖』:

出典:Amazon

料理で白砂糖を使うなら上白糖がぴったりです。上白糖はしっとりとしたソフトな質感と、くせのないやさしい甘さが特徴です。すき焼き・煮ものといった和食や、しっとり焼き上げたいパウンドケーキ・パンケーキなど幅広く使えます。

用途を選ばない万能タイプの砂糖なので、どれにするか迷ったらまずは上白糖を選びましょう。

コーヒー・紅茶・お菓子づくりに使うなら「グラニュー糖」

戸倉商事『微粒子グラニュ糖』:

出典:楽天市場

白砂糖をコーヒー・紅茶・お菓子づくりで使うという場合には、グラニュー糖がおすすめです。グラニュー糖は、さらさらとしていて、くせのない純粋な甘みと溶けやすさが特徴。飲みものと相性がいいです。マカロンやメレンゲなどのサクッとした焼き菓子を作る材料にもぴったり。

海外では白砂糖といえばグラニュー糖であり、飲みものやお菓子だけでなく料理にも多用されています。ちなみにケーキなどの仕上げに使われる粉砂糖(粉糖)はグラニュー糖を細かく粉砕したもので、口の中でスッと溶ける特徴があります。

ダイエット中なら「カロリーゼロ」にする

LOHAStyle(ロハスタイル)『エリスリトール』:

出典:Amazon

「ダイエット中だけど甘いものが恋しい!」というときにはカロリーゼロ甘味料を使えば、我慢しなくて大丈夫ですよ。カロリーゼロの甘味料には、エリスリトールなどの「糖アルコール」、ステビアなどの「非糖質天然甘味料」、アスパルテームなどの「非糖質人工甘味料」の3種類があります。

カロリーゼロタイプの甘味成分は体内で吸収されない特徴があるため、カロリーとして体にたまることがなく血糖値も上がりません。お料理やお菓子作り、飲みものにも使えるので、ダイエットのうれしい味方です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)