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【この記事のエキスパート】
インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター:國塩 亜矢子

インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター:國塩 亜矢子

「楽しく正しく食べてカラダの中からキレイに、健康に!」をモットーに、「インナービューティー」を軸としたコラムの執筆やレシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。

【所有資格】
女子栄養大学認定食生活指導士1級、ベジフルビューティーアドバイザー、調味料ソムリエなど。


メープルシュガーは、栄養豊富でカロリーや糖質も控えめ。ダイエット中や健康志向の方から注目を集める天然甘味料です。ここでは、フードコーディネーターの國塩亜矢子さんと編集部が選んだおすすめの商品と選び方をご紹介します。

砂糖との違いは?
メープルシュガーとは

メープルシュガーは、カエデの樹から採取した樹液を煮詰めてメープルシロップを作り、水分を取り除いたもの。なにも加えずに作った樹液100%のナチュラルな砂糖で、ミネラルが豊富です。

まろやかで深みとコクがあり、くどくないスッキリとした甘みが特徴。紅茶やコーヒーなどに加えると、ふわっと甘い香りが漂います。手間をかけているぶん、ふつうの砂糖よりも価格は高いですが、風味やおいしさ、栄養面などからメープルシュガーを選択する人も増えています。

メープルシュガーの産地は?

メープルシュガーの産地のほとんどは、原材料であるサトウカエデが栽培されている北米地域です。とくにカナダは世界でナンバーワンの生産量と輸出量を誇っています。

メープルシュガーに使われるのは、樹齢40年以上の幹から採取した樹液です。採取する時期も冬の限られた日だけなので、じつはとても貴重な材料です。

栄養成分にも注目!

メープルシュガーにはカリウムやマグネシウムなどミネラルがたっぷりつまっているのが特徴。「カエデの樹からとれるミルク」といわれるように、カルシウムも豊富に含まれています。

また、栄養素が豊富なのに上白糖と比べるとカロリーや糖質は若干低め。健康志向の人にはうれしいポイントです。

タイプや産地で選ぼう!
メープルシュガーの選び方

まずはメープルシュガーの選び方のポイントからご紹介します。

メープルシュガーにもたくさんの種類があるので、ご紹介する選び方のポイントをぜひ参考にしてみてください。

タイプで選ぶ

メープルシュガーにはおもに3つのタイプがあります。風味を豊かに感じられる顆粒タイプ・水にも溶けやすいパウダータイプ・食感も楽しめるデコレーションタイプです。

それぞれどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

メープルの風味が豊かな「顆粒タイプ」

パイオニア企画『純粋メープルシュガー(顆粒)』:¥702 ( 2024年1月5日時点 )

出典:Amazon

メープルならではのまろやかな風味が楽しめるのが「顆粒状タイプ」です。コーヒーや紅茶などのドリンクに入れれば、香りが漂ってきて癒やしの空間を作ってくれます。ヨーグルトなどに入れて食べるのもおすすめ。

また、カレーやビーフシチューに加えることで、まろやかで深いコクが出ます。料理の隠し味としても活躍してくれる顆粒状タイプは、いろいろな用途に使えるのも魅力です。

水に溶けやすくて使いやすい「パウダータイプ」

クインビーガーデン『ケベックメープルシュガー パウダー』:

出典:Amazon

水に溶けやすくて使いやすいのが「パウダータイプ」です。粒子がこまかいので、アイスコーヒーやアイスティーに入れても混ぜる間もなくすぐに溶けてくれます。

また、料理やお菓子作りの際、砂糖やグラニュー糖の代わりに使うことも可能。パウダー状なので溶けやすく、煮物にも重宝します。ほかにもスコーンやクッキーなどの生地に混ぜ込むとサクサク感を出せますよ。

食感も楽しめる「デコレーションタイプ」

シタデール『メープルシュガーチャンク』:

出典:Amazon

メープルの甘みと食感を一緒に楽しめるのが「デコレーションタイプ」です。熱に溶けにくいのでパンや焼き菓子の生地に練り込んだり、アイスクリームのトッピングにするとカリカリの食感を楽しめます。

顆粒状やパウダー状タイプと比べて粒が大きいぶん、香りも強めです。

原産国を確認

メープルファームズジャパン『メープルシュガー』:¥1,096 ( 2024年1月5日時点 )

出典:Amazon

パッケージやホームページに記載されている原産国をしっかりと確認しておきましょう。メープルシュガーの約80%はカナダ産、次いで北アメリカ産です。これらの国では素材のサトウカエデを栽培する際、農薬や除草剤などを使用していません。

また、カナダではメープルシロップに関する法律が定められています。生産から加工、貯蔵まですべての工程で厳しいチェックをクリアしたものしか販売されていません。安全面がしっかり考えられているので、子どもや高齢者の方でも安心して食べられます。

純正かどうか原材料を確認

『リックさんのメープルシュガー』:¥961 ( 2024年1月5日時点 )

出典:Amazon

原材料が純正かどうかを確認しましょう。安すぎるものは純正ではなく、砂糖や香料がプラスされていることがほとんどです。

「メープルシロップ」「楓糖液」「カエデの樹液」または「有機メープルシロップ」と記載してあるものが純正のメープルシュガーになります。

有機JASマークの有無で選ぶ

ほかの食品と同様、メープルシュガーにも有機JASマークがついている商品があります。安全性が気になる方は、選ぶときに有機JASマークの有無もチェックしてみてください。

安全性第一なら有機JASマークがあるもの

ママパン『有機JAS 有機メープルシュガー』:

出典:Amazon

安全性第一で考えるのであれば「有機JAS認証品」のマークがついているものを選びましょう。やはり食品なので安全性にこだわりたいという方もいらっしゃるでしょう。毎日食べるものであればなおさらですね。

有機JASマークはオーガニック食品として農林水産省に認められたもののみつけられるマークなので、安心して食べられますよ。

コスパ重視ならば有機JASマークなしのもの

コスパ重視で考えたいなら有機JASマークがついていないものも視野に入れて選びましょう。有機JASマークがついているものは品質の管理に手間がかかっているので、どうしても値段が高くなってしまいます。

毎日使いたい方や大容量サイズでお得感を得たい方は、有機JASマークがついていないものがおすすめです。

パッケージで選ぶ

メープルシュガーのパッケージはおもに「袋タイプ」「スティックタイプ」「瓶タイプ」の3種類があります。パッケージの種類によって使いやすさも異なるので、それぞれのタイプにはどのような特徴があるのかを詳しくご紹介します。

たっぷり使えてお得な「袋タイプ」

メープルファームズジャパン『メープルシュガーパウダータイプ』:¥4,380 (¥4 / g) ( 2024年1月5日時点 )

出典:Amazon

いつでも使いたい量だけを使えるのが袋タイプです。個別包装になっていないので、好きな量を使うことができます。お菓子やパン作り、料理に使用するときなど、状況に応じて量を使い分けたいときに便利です。

また、袋タイプはほかのタイプよりも価格が安めなので経済的です。

使い切りで使用するなら「スティックタイプ」

OK AGENCY(オーケーエージェンシー)『メープルシュガースティックタイプ』:¥529 ( 2024年1月5日時点 )

出典:Amazon

コーヒーや紅茶などに使用する際は、使い切ることができるスティックタイプがおすすめです。小分けの袋に入っているのでほかのタイプより空気に触れることが少なく、品質が劣化しにくいのもポイント。

持ち運びもしやすく、来客へのおもてなしにも手軽にサッと出せるので便利ですね。

おしゃれな瓶をインテリアとしても「瓶タイプ」

La Ferme MARTINETTE『メープルシロップシュガー』:

出典:Amazon

キッチンに置いて保管するのであれば瓶タイプがおすすめです。瓶タイプはおしゃれなものもあればシンプルなものもあり、自宅のキッチンに合わせて選びやすいのが魅力。キッチンの片隅に置いておくだけでインテリアになるので、しまう手間も省けますね。

フードコーディネーターより
用途を考えると選びやすい

【エキスパートのコメント】

メープルシュガーを選ぶ際はまず、なんの用途に使うことが多いのかを考えてみましょう。来客用やオフィス用ならスティックタイプ、毎日の料理に使うなら大容量の顆粒タイプ、製菓用やご自身のティータイム用なら溶けやすいパウダータイプがおすすめです。目的がハッキリすれば、使い切りやすい少量サイズ、お得な大容量サイズどちらが必要かも自然と決まります。産地は高品質なカナダ産が断然おすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)