警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)として活動している杉良太郎をはじめとするメンバーが27日、首都圏の各メディアに出演し、特殊詐欺被害防止対策について広く呼びかけることを目的とした集中啓発活動を行った。

  • 警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチームが特殊詐欺被害防止対策を呼びかけ

杉と松本利夫(EXILE MATSU)は、TOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』に出演。杉は、新型コロナウイルス感染症の発生に乗じた特殊詐欺も発生していることに触れ、「新型コロナウイルスを利用して、犯人は困ってるところに付け込んでくる。『(自治体職員を名乗り)コロナウイルスの関係で給付金が支給される』などと言って騙したりする」などの事例を紹介し、松本は「被害に遭わないためにも、留守番電話機能や自動通話録音機能等を利用して“知らない相手からの電話には出ない”ということを徹底していただきたい」と対策を伝えた。

TOKIOの城島茂と川栄李奈は、TOKYO FM『LOVE CONNECTION』に出演。城島は「そもそも、『犯人からの電話に出ない』環境づくりをして頂きたい。また、お金に関する話があれば、一度電話を切って、家族や警察に相談してほしい」と、特殊詐欺被害に遭わないための対策方法を述べ、川栄も「電話がかかってきてもすぐには電話に出ずに、相手を確認し、かかってきた相手が知り合いであることを確認してから、改めて電話することで、安心して電話することができます」と防止策を紹介した。

また、飯豊まりえとw-inds.の橘慶太は、TOKYO FM『THE TRAD』に出演。飯豊は、特殊詐欺の被害者について「(被害者は)やはり高齢の方が多いですが、架空請求といった手口では、若者も被害に遭っています。あらゆる世代の方に危機感を持っていただきたい」と呼びかけ、橘は「普段からご家族とコミュニケーションをとっておくことですね。日頃からご家族とのコミュニケーションをとっておけば、家族や親族になりすました犯人からの電話にも、『なにか、おかしいな?』ときっと気付けると思います。不審な電話がかかってきても、すぐに相談できるように、しっかりと心の距離を近づけておくこと、家族の絆を深めておくことが有効です」と被害防止の取り組みを語った。