アイドルグループ・ジャニーズWESTの新曲「ANS」が、メンバーの藤井流星と神山智洋がW主演する日本テレビのドラマ『正しいロックバンドの作り方』(毎週月曜24:59～)のダイジェスト動画で公開された。

  • 藤井流星(左)と神山智洋＝日本テレビ提供

ドラマにインスパイアされた神山が作詞・作曲を手がけた同曲。YouTubeシンドラ公式チャンネルで配信された「ドラマの後半戦に間に合う! 1～5話おさらい動画」で初解禁となった。

神山は「楽曲を作るにあたり、『正しいロックバンドの作り方』の世界観からインスパイアを受けて、一緒にW主演として出演している(藤井)流星と歌詞を作り、曲を僕が作り、ANS(読み:アンサー)ができ上がりました」と経緯を紹介。

「ドラマに登場するバンドの名前である『悲しみの向こう側』や作中に出てくる印象的なセリフの『キエチマエカナシミ』という、2つの言葉を軸に、日々の日常の中で実は影のようにずっと近くに潜んでいる悲しみという存在は、きっかけがあれば顔を出して自分自身を弱くしてしまうけど、その悲しみを乗り越えた先には少しでも強くなった自分が居るはず。ならばオマエ(悲しみ)を何度でも乗り越えて強くなってやる。そういった力強いメッセージが込められています」と明かした。

他にも、ドラマの中の印象的なセリフやシチュエーションを言い回しを変えて歌詞に入れ込んでいるといい、「ドラマを楽しみながらもこの『ANS』という曲の歌詞をひも解いて聴いていただければ、ドラマも楽曲もより深く楽しんでもらえるんじゃないかと思います」と期待。

「音楽的な部分もエッジの効いた疾走感あふれるロックナンバーとなっているので、心が揺さぶられるカッコいい仕上がりになっています。言うならば、主題歌の『証拠』は“エモくて心に響く歌”、『ANS』は“力強く心に刺さる歌”として、この違ったアプローチの楽曲たちが皆さんの心を支え、背中を押す楽曲になればいいなと思います」と語った。

「ANS」は、ドラマ主題歌・シングル「証拠」(6月24日発売)のカップリング曲として 初回盤Bに収録される。