リクルートマネジメントソリューションズはこのほど、従業員規模300人以上の企業に勤務する一般社員と、部下をもつ課長相当の管理職を対象とした「テレワーク緊急実態調査(前編)」の結果を発表した。調査期間は2020年3月26~28日、有効回答は管理職618人、一般社員2,040人。

管理職の半数以上が「部下がさぼっていないか心配」

  • テレワーク下のマネジメントの「不安」と「機会」

回答者のうち、テレワーク経験者は27.1%。テレワーク形態別にみると、「終日の業務」「数時間から半日程度の業務」「メール・資料確認などごく一部の業務」のいずれも一般社員より管理職の方が経験者の割合が高かった。

テレワーク環境下のマネジメントにどのような不安を抱いているか尋ねると、管理職の半数以上(テレワーク経験あり56.9%、なし56.2%)が「部下がさぼっていないか心配である」と回答。テレワーク未経験者がより不安を感じているのは、「部下が必要な時に業務指示を出したり、指導をしたりしづらい」(66.6%)、「チームビルディングができない」(67.9%)。一方、経験者がより不安を感じているのは、「部下の心身の健康の悪化の兆候を見逃してしまうこと」(66.8%)となった。

テレワークの効用を聞くと、管理職・一般社員ともに、テレワーク経験者の半数以上が「生産性が向上し、業績にプラスの効果があると思う」(59.3%)、「仕事へのやる気が高まると思う」(51.8%)と回答し、未経験者より約13~15ポイント多かった。

テレワーク環境下で必要度が高まるスキルを問うと、「文章で人に情報や要望を分かりやすく伝えること」が79.0%でトップ。次いで「仕事の計画を自分で立て、進捗を管理すること」が65.1%、「上司や関係者への報告を適切に行うこと」が62.6%となった。