ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、音楽に打ち込むきっかけを明かした。

鬼龍院翔

鬼龍院翔

この日はプライベートで親交の深い武田真治、氣志團・綾小路翔と共に出演。焼き肉を食べながら語り合い、それぞれが現在の道に進むきっかけを話し始めた。

鬼龍院は、「中学2年生の時にMALICE MIZERとかビジュアル系の音楽にハマって。でも、その時には『明るくなりたい』『目立ちたい』という思いも僕の中でどっしりと生まれていて。音楽は好きは好きなんですけど、『芸人になりたい』という方が先に目標として出来上がったんです」と回顧。

高校卒業後、吉本のお笑い養成所・東京NSCに入り、池田一真(後にしずるを結成)とコンビを組んだが、池田をはじめ、同期のハリセンボンらの才能に圧倒され、お笑いの道を断念。「2番目にやりたかったバンド」をやることになる。

その後、大きな失恋を経験。「20歳ぐらいで失恋して。1週間ぐらいしか付き合ってないのに、その失恋がすごく痛すぎて。バンドを始めた時にいきなり失恋したんです。お笑いの道も諦めたし、もう思い残すことはないな、死のうかな……」と絶望するも、「もういいかな……と思った時になぜか気分が変わって、死ぬ前に1回死ぬ気でやってみようかな」と思い直す。

「そう切り替わったら、異常なくらいバンドのことについてやるようになった」と告白する鬼龍院。「寝る時間もいらない。『あいつどうかしちゃったんじゃないか』と思われるぐらい」「失恋が良い原動力に」と当時の自分を振り返っていた。