エアトリは4月3日、「自動運転」」に関する調査を発表した。調査は12月22~25日、20代以上の男女1,086名を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。「自動運転が実現したら、乗ってみたいですか?」と聞くと、「乗ってみたい」(61.5%)、「どちらでもない」(24.7%)、「乗りたくない」(13.8%)という結果だった。

  • 自動運転が実現したら、乗ってみたいですか?

なお、どちらでもない、乗ってみたくないと答えた人からは、「運転に緊張感はつきもので、自動化されると緊張感とか人間として必要な感覚が損なわれる懸念がある」(50代女性)、「やや老年期に入ってもボケ防止の為にも自動運転には乗りたくありません。しかし自身の運転が迷惑につながるような老年期に突入したら自動運転に乗りたいです」(40代女性)、「機械に頼って車に乗るなら高い金出して免許取得する意味が無い。自動化は公共交通機関の方が優先だと思う。それより免許取得を厳しくした方が良い」(60代男性)という声があった。

そして、「自動運転に期待するものは何ですか?(複数回答可)」と尋ねると、「交通事故の減少」(77.2%)、「高齢者の移動負担の軽減」(70.9%)、「運転負担の軽減」(61.5%)、「車間距離短縮による渋滞の緩和」(40.1%)、「移動時間の有効活動」(31.1%)、「運転可能者の拡大」(23.0%)、「駐車場不足の緩和」(13.4%)、「期待していない」(6.4%)、「その他」(2.5%)となった。

  • 自動運転に期待するものは何ですか?(複数回答可)

また、「自動運転に対して不安に感じる事は何ですか?(複数回答可)」と聞くと、「自動運転機能の誤作動」(83.1%)、「交通事故発生時の責任の所在」(68.8%)、「人の運転技術低下」(53.9%)、「車両価格が高くなる」(51.6%)、「自動運転機能を使いこなせるか」(34.7%)、「目的地の間違い」(14.7%)、「その他」(4.2%)、「不安に感じることはない」(1.4%)となっている。

  • 自動運転に期待するものは何ですか?(複数回答可)

さらに、「自動車以外で自動運転が普及してほしい乗り物は何ですか?」と聞いたところ、「路線バス」(41.0%)、「電車」(37.0%)、「高速バス」(29.9%)、「新幹線」(20.4%)、「自転車」「飛行機 」(12.8%)、「バイク」(11.5%)、「フェリー」(9.6%)、「その他」(2.9%)、「自動運転をしてほしいものはない」(31.0%)という結果になっている。

  • 自動車以外で自動運転が普及してほしい乗り物は何ですか?