■20代の「クレジットカードランキング」総評

調査の結果、20代のマイナビニュース会員のクレジットカード所持率は87.3%と、大多数の人はクレカを持っていることがわかった。クレジットカードを持ち始めた時期は、「社会人1年目から」が54.3%と半数を超えた。「学生時代から」持っているという人が26.9%。これに「社会人2年目から」(8.2%)と「社会人3年目から」(4.6%)を合わせると、全体の94.0%が社会人3年目にはクレカを用意していることになる。

持っているクレジットカードの枚数は「1枚」が58.9%。「3枚」の人は16.0%。「2枚」が13.7%で、全体の9割近く(88.6%)の人が3枚以下だった。

持っているクレジットカードを聞いたところ(複数選択可)、1位は3割以上の支持を集めた「楽天カード」(31.1%)となった。以下、2位「JCBカード」(26.5%)、3位「Yahoo!Japanカード」(18.7%)、4位「セゾンカード」(16.0%)、5位「三井住友カード」(12.3%)と続く。

ここで、以前に行った年収1,000万円以上のマイナビニュース会員へのアンケート結果と比べてみると、1位「楽天カード」(50.2%)、2位「JCBカード」(37.7%)、3位「Yahoo!Japanカード」(34.8%)、4位「イオンカード」(26.7%)、5位「三井住友カード」(26.0%)となり、4位のみ「イオンカード」が「セゾンカード」に入れ替わっている。

持っているクレジットカードのうち、最も使っているものを訊ねると、トップ5は1位「楽天カード」(20.1%)、2位「JCBカード」(14.2%)、3位「セゾンカード」(10.5%)、4位「三井住友カード」(8.7%)、5位「Yahoo!Japanカード」(8.2%)となり、ここでも「楽天カード」の強さが際立つ。

そのカードを最も多く使っている理由を聞くと、上位にランクインしたカードでは全体に「ポイント還元率が高い」ことを重視しているという声が多かった。その他の理由では、「楽天カード」では「サービスが多彩」「利用範囲が広い」、「JCBカード」は「利用可能店舗が多い」「イトーヨーカドーと連動」、「セゾンカード」は「永久不滅ポイントが貯まる」、「三井住友カード」は「優待が充実」「信頼できる」、「Yahoo!Japanカード」は「Tポイントが貯まる」「ヤフーショッピングで使える」などのコメントが見られた。

年収1,000万円以上のマイナビニュース会員へのアンケートと同様、20代のマイナビ会員でも多くが「楽天カード」を所持し、最も使っている。ポイント還元率の高さや使い勝手の良さ、サービスの充実、年会費無料などが支持されており、特に20代とっては日本最大級のインターネットショッピングモールである「楽天市場」との連携は重要なポイントかもしれない。

また年齢が比較的高いであろう年収1,000万円以上のマイナビニュース会員が、「イオンカード」(所持しているカード4位/最も使うカード7位)を「セゾンカード」(所持7位/使用13位)よりも高く評価しているのに対し、20代では逆に「セゾンカード」(所持4位/使用3位)を「イオンカード」(所持6位/使用9位)よりも高く評価している。両カードは共に大手流通グループとの結びつきが強いが、回答者の属性の違いによるものだろうか、異なる嗜好性がうかがえ興味深い。

さらに年収1,000万円以上では比較的選好度が高かった交通系カードの「JALカード」(所持7位/使用5位)や「ANAカード」(所持9位/使用9位)、「ビューカード」(所持10位/使用9位)が、20代では「JALカード」(所持19位/使用20位)、「ANAカード」(所持19位/使用17位)、「ビューカード」(所持19位/使用20位)と下位に甘んじる結果となったのも印象的だ。

20代といえば、社会人生活もまだまだスタートしたばかり。クレジットカードとの付き合い方も今後、さまざまな試行錯誤を経て変化していくことだろう。ただクレカは便利なものだけに、場合によっては身の丈以上の使い方をしてしまい、後々の対処に苦労するなどということにもなりかねない。クレカの使用にあたっては賢くスマートに、くれぐれも慎重に取り扱いたいものだ。

調査時期: 2020年3月15日〜2020年3月16日
調査対象: 20代のマイナビニュース男女会員
調査数: 251人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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