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【この記事のエキスパート】
建築・リフォームライター/2級建築施工管理技士:皆長 佑飛

建築・リフォームライター/2級建築施工管理技士:皆長 佑飛

内装工事の仕事に携わり建築施工管理技士資格を取得。大型商業施設や医療機関のクリーンルーム等の他にも、戸建住宅リフォームの施工管理を務める。一般的な住宅リフォームの他にも、なかなか一般的には分かりづらい断熱や内壁、外壁のリフォームについてのアドバイスや執筆も行っています。葬儀会社で勤務経験があり、数珠の使用および仏具店への発注など深い知見があります。
また、福祉住環境コーディネーターの資格を取得し、今後も需要の高いバリアフリー住宅やリフォームについての解説や執筆等も行っております。


お盆に先祖や故人の霊が迷わないように飾る盆提灯。本記事では、専門家のアドバイスをもとに盆提灯の選び方、新盆を迎えた家に贈る提灯、お墓参りに使う提灯などおすすめ商品をご紹介します。おしゃれなモダンデザインや小さいサイズ、吊り下げタイプなど幅広く厳選しました。

盆提灯の選び方

先祖や故人が迷わず帰ってこれる目印として、お盆に飾られる盆提灯。家紋つきや、最近だとLEDライトが使われているものなど多種多様。本記事では、建築・リフォームライターで仏具にも詳しい皆長佑飛さんに取材をして、盆提灯の選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記4点。

【1】使うシーンに合わせて選ぶ
【2】火袋の素材で選ぶ
【3】部屋や仏壇に合う形を選ぶ
【4】LEDろうそくで長時間安全に

是非、盆提灯選びの参考にしてください。

【1】使うシーンに合わせて選ぶ

お迎えする先祖や故人により、用意する盆提灯も異なります。また、地域の慣習によっても色々と作法がありますので、事前に知っておくことが必要です。

新盆には「白提灯」を選ぶ

出典:Amazon

故人が死後、四十九日が過ぎて初めて迎えるお盆のことを新盆(初盆)といい、故人の霊が迷わず帰ってこられるように、目印として玄関や窓際などに新盆用の白提灯を飾ります。

白提灯は新盆が終わると燃やして処分してしまいますが、いちどしか使わないからこそ、上品できれいな提灯を用意したいものです。なお、新盆用の白提灯は身内が用意します。新盆用はひとつあればよく、複数用意する必要はありません。

お墓に行くときは「お迎え提灯」を選ぶ

出典:楽天市場

お墓に行くときに提灯を持ち、故人の霊を迎えるという文化のある地域もあります。そのような地域では、通常の盆提灯のほかに、お迎え提灯と呼ばれる提灯を用意します。

お迎え提灯には持ち手がついているタイプも多く、最近ではLEDライトを採用した提灯も発売されています。ろうそくを使っていないタイプは家族で使いたいときなどに適しています。

【2】火袋の素材で選ぶ

明かりが灯る部分は火袋(ひぶくろ)と呼びます。素材によって灯かりの風合いが異なるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。

安価で雰囲気が出る「紙」

出典:楽天市場

盆提灯の火袋には、和紙や耐久性の高いビニロン紙で作られたものなどがあります。火袋に紙が使われているタイプは価格が安めの傾向があるので、はじめて盆提灯を購入する方や、できるだけ予算をおさえたいという方にもおすすめです。

火袋に紙が使われていると光が通過しづらいので、幻想的な光を楽しむこともできます。

やわらかい光を演出したいなら「絹」

出典:Amazon

火袋に使われる代表的な素材は絹です。火袋に絹を使った盆提灯は高価ですが、やわらかい光を放つという特徴があります。絹は紙よりも光を通しやすいため、明るい雰囲気を演出したいという方にもぴったりです。

なお、絹を使った火袋には、うち張りと外張りがされた二重張りと呼ばれるタイプもあります。よりやわらかな光を楽しみたい方は、「二重張り」の提灯を選んでみてください。

【3】部屋や仏壇に合う形を選ぶ

提灯のかたちは宗派で決まっているわけではないので、飾る場所に応じたデザインで選んでみましょう。

場所をとらない「吊り下げタイプ」

出典:Amazon

上から吊るして飾るタイプの提灯です。下に直接置くわけではないので、設置場所をとらないというメリットがあります。仏間に広さがない場合などにも適しています。

飾る数に決まりはないので、ひとつ吊るすだけでもかまいません。なお、吊るすタイプの提灯には、美濃和紙を使った「御所提灯」や、スリムな円筒形の「住吉提灯」といった種類があります。

重厚な雰囲気の「置き型タイプ」

出典:Amazon

提灯に足がついているタイプの盆提灯です。盆提灯の重厚感や存在感を演出したい場合は、置くタイプを選んでみてください。

足の素材は提灯によって異なりますが、プラスチック製のものは安価で、天然木などが使われているタイプは高額になる傾向があります。最近ではスタイリッシュなデザインの盆提灯もあるので、インテリアとしても楽しみたい方はチェックしてみましょう。

【4】LEDろうそくで長時間安全に

出典:Amazon

LEDろうそくだから、連続点火していても、置型タイプで転倒しても安全です。コードレスや回転するものも発売されていますのでチェックしてみてください。また、コードレスだと、限られたスペースにもすっきり飾れますし、コンセントの位置を気にすることなくどこにでも持ち運べます。

ただし、LEDろうそくは別売りの場合もあるので、購入する際には付属されているかどうかを確認してくださいね。

収納しやすい組み立て式か確認しよう

【エキスパートのコメント】

盆提灯にも完成品と組み立て式があります。

盆提灯は年に一度しか使わない祭具なので、ふだんは収納してあります。組み立て式の盆提灯であれば、解体してコンパクトに収納できますが、完成品で解体できない場合には、盆提灯を収納しておくスペースが必要となります。

購入を考えるときにはこの点にも注目して購入を検討しましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)