“犯人考察”がSNSを中心に大きな盛り上がりを見せているTBS系日曜劇場『テセウスの船』(毎週日曜21:00~)が、きょう22日に最終回を迎える。昨年11月に撮影を開始した本作。このたび、主演の竹内涼真と父親役の鈴木亮平が“父子”そろってクランクアップし、約4カ月に及ぶ撮影がオールアップを迎えた。

  • 『テセウスの船』クランクアップを迎えた竹内涼真(左)と鈴木亮平

日曜劇場初主演作で主人公の田村心を演じ切った竹内は「1話から田村心という人物の人生を本気で演じてきましたが、悔いのないようにやり切れたと自信を持って言えます」と手応え。「最終回はずっと願ってきた家族の笑顔を守れるのか、父の冤罪を証明できるのか、心にとってまさに集大成だと思っています。家族の愛、そして父さんとの絆がすべて詰まった最終回で僕たちを苦しめてきた真犯人は誰なのか、その結末が果たしてどうなるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです。最後までぜひご覧ください」と、最終回に向けてメッセージを送った。

息子・心とともに家族のため事件を阻止しようと奮闘する父親・佐野文吾を演じた鈴木は、「こんなに反響のあるドラマに出させていただき、本当にテレビドラマの力はすごいんだなっていうのを改めて思い知りました」と述べ、「我々キャスト陣を引っ張ってくれた主役・竹内涼真! 責任感の強い男だからいろんな思いを内に秘めてやってきたと思いますが俺からは一言、よくやった!」と、共に走り切った竹内を称えた。

そして、「最終話は今までで一番いろんなことが起こります。衝撃の連続ですのでご覧いただく皆さんを驚かせる準備はできております。一番楽しんで観ていただける回になっておりますので、ぜひテレビの前に家族みんなで集まって、ドキドキしながら一秒たりとも見逃さずに最終回をご覧ください」と波乱の展開を予告した。

先週放送された第9話で、連続殺人犯として逮捕されてしまった文吾。今夜の最終回、文吾の逮捕は真犯人の罠に違いないと無実を信じる心と和子に対し、文吾が「犯人は俺だ」と罪を認める。衝撃の告白に大きく動揺する心と家族。文吾の自供の真相は? 過去を変えることはできないのか? 一連の事件の黒幕はいったい誰なのか? そして、家族を待ち受ける未来とは……!?

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