――キラメイジャーのみなさんの中で、最初に打ち解けられたのはどなたですか?

キラメイピンク/大治小夜役・工藤美桜ちゃんですね。やはり女性同士ですし、一緒にいる時間も長いので。キャストが決まったとき、医師役の小夜を演じる美桜ちゃんが凄くキレイで、ずいぶん大人っぽく見えたんですが、私より1つ年下だと知ってビックリしました。美桜ちゃんは『仮面ライダーゴースト』(2015年)に出演(深海カノン役)していたので撮影所のことも詳しく、わからないことを教えてもらっています(笑)。

――『エピソードZERO』とテレビの第1、2話を撮られた山口恭平監督の印象はいかがですか。

山口監督はとても優しくて、初めてで何もわからない私に対して丁寧に教えてくださいました。ホン読み(台本の読み合わせ)の段階から、監督が「このセリフはこういう気持ちで」や「ここはもうちょっとこういう感情を込めて」など、具体的な指示を細かく出してくださったんです。説明もすごくわかりやすく、そのご指導のおかげで、より瀬奈を知ることもできました。

――瀬奈がカッコよくヨドン軍をやっつける「アクション」シーンを経験したときのご感想をお願いします。

アクションは最初に想像していた以上に難しかったです『エピソードZERO』で兵隊のベチャットと戦いましたが、今まで学生役が多かった、ということもあり、分からないことだらけでした。ベチャットの方と息を合わせて、カメラにどう映るかも意識して立ち回るのが難しいなって、痛感しました。

――役の上では恐ろしい敵であるベチャットのみなさんも、新條さんがカッコよく戦えるようにうまく"倒されて"くれるのではないでしょうか。

そうなんです。ベチャットのみなさんがとても優しかったんです! 立ち回りをつけていただく際に「ここは僕たちがこうしたら、こう動いてきてください」なんて丁寧に説明をしてくださって、私も「はい、わかりました!」って(笑)。みなさんとのチームワークを極めつつ、アクションをどんどんこなして"強くてカッコいい"瀬奈になれるよう、これからも頑張っていきたいです。

――それでは、テレビ放送を楽しみにしているファンの方たちに、新條さんからひとことメッセージをお願いします。

これから1年間、キラメイグリーン/速水瀬奈を演じていきます。瀬奈はとっても明るい女の子なので、笑顔と元気をたくさんの人たちにお届けできたらいいな、と思っています。『キラメイジャー』のテーマは「輝いて生きること」。私たちキャスト5人だけでなく、共演者のみなさん、スタッフの方々、みんながきらめきながら頑張っていますので、きっとそのきらめきがみなさんに伝わるとうれしいです!

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