昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「4人の爺さん」篇が、28日から全国で放送される。

  • お爺さん4兄弟

今回は、三太郎たちの授業参観に桃太郎(松田翔太)の親代わりである、うわさの4兄弟が集結するストーリー。「授業参観ドキドキだね~!」と席の後ろに集まる人を見ながら桃太郎と金太郎(濱田岳)に呼び掛ける浦島太郎(桐谷健太)。すると「お~い!桃太郎!」と日本一と書かれた旗を持った桃爺(笹野高史)が現れる。

元気よく「よっ!日本一!」と桃太郎に声を掛ける桃爺を見て、「あ、にぎやかだな~」としみじみつぶやく金太郎。浦島が「あれ?その隣は?」と桃爺の隣にいる人物が誰か桃太郎に問いかけると、「あ、こぶとり爺さん」とその人物(笹野)を紹介します。続けて、授業参観に一緒に来ていた花咲爺(笹野)さんと意地悪爺さん(笹野)も紹介。「あれが意地悪爺さんなんだ」と浦島が意地悪爺さんを見てつぶやくと、桃太郎は「今は優しいんだけどね」と返す。

こうして、うわさに聞いていたお爺さんの兄弟たちが勢ぞろいしている様子を見て「爺さん4兄弟そろった~」と笑う金太郎。「みんな親代わりだから」と桃太郎が2人に言う。

うれしそうに桃太郎に手を振る4人を改めて見ながら、浦島は「ちょーうれしそう!」と一言。しかし、うわさに聞いていた4人以外にもう1人そっくりな人物が現れる。金太郎に「あれ?もう1人いない?」と言われ、桃太郎も「あの爺さんって…」とつぶやきながらその人物について思い出そうとするのだった…。

笹野演じるそれぞれのお爺さんは、設定や衣装、メイクなど1人1人異なり、全て笹野の演技力で演じ分けた。撮影中、笹野の提案により、こぶとり爺さんは少しだけ背が低く、意地悪爺さんは少しだけ背が高いなど、細かい部分にこだわってキャラクター設定を行い、さらに監督の提案でこぶとり爺さんにはちょっと小太りなイメージという設定もプラスされた。

4人の爺さんが横に並ぶカットでは、合成の違和感を感じさせないためにカメラの動きを記憶させて撮影できるモーションカメラを導入。出演者・スタッフが細部までこだわった作品となっている。