漫画家の枇杷かな子さん(@BiwaAmazake)が再掲した短編『妊娠中救われた話』に注目が集まっていました。妊婦さんなら多くの人が経験するであろう、イライラや気分の落ち込み。それを“浄化”してくれたのは……? 優しい世界が心にしみます。

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枇杷さんが妊娠7~8カ月ごろのお話だそうです。

体は重く、毎日のようにイライラしていたという枇杷さん。しかもその日は病院のトラブルで4時間待ち、お昼ご飯も食べられず、電車でおじさんに「でっかい身体だなあ」と心無い言葉をかけられ。心身ともに、限界でした。

次第にイライラに自己嫌悪が重なり、「こんな私が母親になれるわけない」とマイナス思考の塊に。そんなときでした。フワンと鯛焼きのいい匂いが……。

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鯛焼き屋さんの素敵な笑顔と、「ありがとう」という言葉に、「ブラックホールが、流されてゆく~」……。

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「こちらこそありがとうだよぉぉ」と浄化されてしまった枇杷さんでした。妊娠中の心と身体を救ってくれた、鯛焼き屋さん。お話自体は8年ほど前のことなんだそうですが、今も通っておられるんだとか。

気分が落ち込んだときや、疲れてしまった日に“甘いもの”を食べたくなる人も多いと思います。こんなに素敵な笑顔と共に味わえたら、たしかに暗い気持ちはどこかに行ってしまいそうです。

この投稿を見た読者の皆さんからは、「泣いちゃいました」「もらい泣き。パワースポット見つけたいです」「泣きました。普段は涙を我慢できる事なのに妊娠中には涙があふれてしまいますよね」と思わず涙を流してしまった皆さんからのコメントが寄せられていました。