俳優の間宮祥太朗が、現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)に明智左馬助(秀満)役で出演することが19日、明らかになった。本作が大河初出演となる。同日、東京・渋谷の同局で行われた新たな出演者発表&スタジオ取材会に出席し、意気込みを語った。

  • 『麒麟がくる』

    間宮祥太朗と長谷川博己

智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く本作。間宮が演じる左馬助は、明智光安(西村まさ彦)の嫡男で、光秀のいとこ。光安の死後、光秀と行動を共にする頼りがいのある青年で、後に光秀とともに本能寺の変を引き起こす。

間宮は「初大河ドラマで、所作や言葉遣いが難しくて、それにとらわれていて、まだ何もつかめてない」と打ち明けつつ、「去年の11月から撮影に参加させていただいて、3カ月くらい名前が伏せられたまま過ごしていたので、ようやく発表されて心が晴れ晴れした気持ちです」と笑顔。「長谷川さん演じる光秀さんについていこうと思っています。役どころもそうですけど、右も左もわからない中で長谷川さんにいろいろ教えていただきながら、精一杯ついていければと思っています」と意気込んだ。

さらに、長谷川について「僕の役はまだ若くて、光秀たちの話に意見を持てるほどいろんなことがまだわかっていないという状況で、その中で長谷川さん演じる光秀さんの芝居を斜め後ろから見ていることが多々あるんですけど、役的にも、役者としても、その背中をずっと見ていたくなるような存在感。所作や言葉遣いをクリアした上で、いろんな音色や表情を見せている長谷川さんを見ていると、とても勉強になります」と語った。

取材会には、主演の長谷川博己、新キャストである朝倉義景役のユースケ・サンタマリア、近衛前久役の本郷奏多、柴田勝家役の安藤政信も出席した。

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