• (奥から時計回りに)指原莉乃、兼近大樹、宇垣美里、渡辺和洋アナ、吉村崇、桜井日奈子 (C)フジテレビ

プレイヤーであるタレントとの打ち合わせの際は、必ず1回実戦を行い、そこでルールを把握する。「このゲームは一見難しいと言われるんですけど、実は本物の独身を見抜くというだけのシンプルなものなんですよ。細かいルールまで覚えなくても楽しめますから」というが、「タレントさんの吸収力の速さは、すごいです。前回出演した岡田結実ちゃんは、めちゃくちゃ早く理解して、めちゃくちゃ上手くなってましたからね」と驚かされたそうだ。

前回放送のハイライトは、なんと言っても、あの指原の狼狽ぶり。天性のトーク術でまたたく間にバラエティ界を席巻し、狡猾なイメージのある彼女だが、この騙し合いバトルに放り込まれると、ピュアな性格が一気にさらけ出された。

「僕は昔から『(笑って)いいとも!』で一緒だったんですが、最初の頃はあんな困った顔ばかりしてたような気がします(笑)」と言うように、タレントが築き上げてきたイメージが崩壊されるのが、この番組の大きな見どころ。指原は、今回のオファーにリベンジの闘志を燃やし、出演を快諾したそうだ。

  • 田中卓志(左)と若槻千夏 (C)フジテレビ

■若槻千夏が「頭良すぎ」

そんな指原と対照的に、前回まさかの活躍を見せたのが、若槻千夏。『めちゃイケ』の「抜き打ちテスト」で最下位を記録した放送回が33.2%(04年10月9日、ビデオリサーチ調べ・関東地区)という超高視聴率で、多くの国民に“勉強できない”イメージが植え付けられていた彼女だが、「頭良すぎですよね。予想も外さないし、動物的な気迫で押しつぶしてくる。恐ろしいです」と舌を巻く。「あの戦いぶりがまた見てみたいので」と、再び出演をオファーした。

今回の初参戦のメンバーも、新たな一面を次々に見せている。「EXITの兼近(大樹)さんは、コミュニケーション能力が抜群だから、絶対うまいだろうなと思ってましたけど、予想以上でした。アンガールズの田中(卓志)さんは、本当は苦手だと思ってキャスティングしたんですけど、これがうまかったんですよね。逆に、宇垣(美里)さんがウソをつくのがうまいのかなと思ったら、意外とそんなこともなくてボロボロになっていきます(笑)」。

このように、「いろんな人たちの本性が、ゲームというものを使ってあぶり出される番組なんです」と特色を分析。前回の放送後、参戦してみたいというタレントも「結構聞きます」というが、「自信がある人も、あの場所に入ったら崩壊するかもしれない。対戦相手やチームの配役の組み合わせによって、また違う一面が出ますから」と心待ちにしている。

  • EXITの兼近大樹 (C)フジテレビ

  • 宇垣美里 (C)フジテレビ

■イベント化・商品化も構想

今回も深夜での放送だが、「単純に時間帯を上げてマスに向けるというのではなく、狭い範囲に深く刺さるコンテンツにしていきたい」という木月氏。

今後は配信だけでなく、イベント展開に加え、カードの商品化も構想するが、「カードは自作でもできるので、いろんな人にやってもらいたいです」とも。今回出演しているYouTuber・ゆん(ヴァンゆん)は、「輪舞曲~RONDO~をしてみた!!」動画を2月8日から配信しているが、13日現在で再生回数が170万回を超える勢いを見せている。

●木月洋介
1979年生まれ、神奈川県出身。東京大学を卒業後、04年にフジテレビジョン入社。『笑っていいとも!』『ピカルの定理』『ヨルタモリ』などを経て、現在は『痛快TVスカッとジャパン』『ネタパレ』『今夜はナゾトレ』『キスマイ超BUSAIKU!?』『超逆境クイズバトル!!99人の壁』『久保みねヒャダこじらせナイト』『内村カレンの相席どうですか』『出川と爆問田中と岡村のスモール3』などを担当。