1月26日からNHK総合でスタートするNHKスペシャル『ホットスポット 最後の楽園 season3』(21:00~21:49 1~5月の全5回シリーズ)の試写会が21日、東京・渋谷の同局で行われ、番組ナビゲーターの福山雅治がナレーションを担当する桑子真帆アナウンサーとともに出席した。

NHKスペシャル『ホットスポット 最後の楽園 season3』の試写会に出席した福山雅治

NHKスペシャル『ホットスポット 最後の楽園 season3』の試写会に出席した福山雅治

絶滅の危機に瀕する生物や自然のドラマを描く大型自然ドキュメンタリー番組『ホットスポット 最後の楽園』。最初のシリーズが放送された2011年から番組のナビゲーターを務める福山雅治が、第3シリーズとなる今回はカリブ海、アンデス山脈、インドネシア、エチオピア、ブラジルの5カ所を訪れ、ミステリアスな風景に隠れた地球の謎と不思議を探っていく。

福山は「第1シーズンは視聴者の方と同じ目線という立ち位置でしたが、第2シーズンあたりから取材者としての目線もということで事前にある程度の情報を入れて現場に行きました。今回は取材する側の立場が色濃くなっていると思います」と最新シリーズでの立ち位置を解説。「テーマは共通していますが、人間が繁栄していけばいくほど生き物が住む場所が狭くなるということは世界共通して言えることです。それでも環境や自然の中で生きていく動物たちの逞しさや美しさを伝えていくバランスが番組として良くなっていると思いますね。映像の部分も進化していますから、迫力と美しい映像を見ていただけると思います」とアピールした。

第1シリーズから世界各国を訪れて自然のすごさを目の当たりにしてきたという福山は「どんどん過酷になっているんじゃないんですかね。移動距離もすごいんです。今回はジンベイザメと泳ぐというのはかなり過酷でした」と苦労を語り、「第1回のマダカスカルでジラフビートルという首が長いてんとう虫がいたんです。首は長いほどモテるらしく、やっぱりカッコつけることって大事なんだなと思いましたね。今回はアンデスでピンクフラミンゴに会いました。ピンクフラミンゴも赤ければ赤いほどモテるらしいんです。強くて目立つというのはモテると教えてもらいました。モテるために生きているわけではないんですが、モテるということの理由が動物の中にも明確にあって、興奮したり感動しましたね」と話していた。