くろたま(@krtmgpl)さんがツイッターで公開した短編「彼女の香水が嫌いだった」。一組の男女と香水をめぐる、心を揺さぶる切ない物語に、大きな反響が寄せられていました。

  • 「彼女の香水が嫌いだった」(1ページ目)※タップで拡大

ある日の朝。香水をつける彼女に彼氏は不満そうに言います。「前から思ってたけど その香水臭いよ」「なんか百貨店の匂いがする」。なかなか厳しい物言いでしたが、彼女は気を悪くした様子もなく、「じゃあ今度一緒に香水選んでよ~ そんで買って」いたずらそうに約束を求めるのでした。

  • 「彼女の香水が嫌いだった」(2ページ目)※タップで拡大

  • 「彼女の香水が嫌いだった」(3ページ目)※タップで拡大

しかし、約束は果たされぬまま、彼女は交通事故で他界してしまいます。葬儀中も、数日経っても涙が出ない彼氏。「俺ってそんなに薄情な人間だったのかな」。どこか他人事のように考える彼氏が部屋で見つけたのは、あの「臭い」と言ってしまった彼女の香水……。

  • 「彼女の香水が嫌いだった」(4ページ目)※タップで拡大

「臭い」と思いつつも、さまざまな彼女との思い出の中で一緒にすごしてきた“匂い”。やっと心を動かされ、泣くことができたのでした。

この、決してハッピーエンドとは言えない悲しい結末に、「切なくて泣けてきますね…」「切ない…しか言えない…」と気持ちのやり場に困る人、「眼球を2、3度分洗えた」「最後で一気に涙腺緩んだ」と涙を流す人……。他にも、自身の経験を思い出す人など多くの読者が反響を寄せていました。

嗅覚は五感の中で最も情動と関連しやすいと言われています。いつまでも思い出の中にある、大切な“匂い”。あなたにはありますか?