折山さん(@oriyama89)がツイッターで発表した短編「AI.MERは決して言えない」。AIスピーカーに恋心を抱いてしまった男性を取り巻く切ないラブストーリーに、「涙が止まりません」「目から水が……」と多くの感動を呼んでいました。ぜひ画像をタップして大きな画像でご覧ください。

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さえない会社員の関は、まるで人間のように応えてくれるAIスピーカーの“MER(メル)”に人生相談するのが日課。「どうやってこの先、生きていけばいいかわかんねぇんだよぉ」などとくだを巻く関に対して、「じゃあ勝手にしてください」「よくわかりません」「仕様です」とどこか冷たくあしらうMERなのですが、もはややり取りの内容は、人間同士の会話のようです。

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惹かれ合う、人間とAIスピーカー? しかし、ここで衝撃の事実が明かされます。

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そう、実はMERの裏側には本物の人間である若い女性が……。本音をぶつけられる相手としてMERに恋をしてしまった関。その一方で、女性も関を気になりはじめていました。しかし、女性は自分がAIの正体であることを明かさず、時が過ぎていきます。

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数年後、再開した2人。女性は、声で相手が関であると気づくのですが、AI越しに声を聞いていた関は気づくことなく……。

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お互い好き同士の関係が、いつしかすれ違う。胸をチクチクと突いてくるような切ない展開に、多くの読者から「幸せになって欲しい」「いい作品や」「目から水が……」など称賛するコメントが。中には「AIとMERを繋げてみると、フランス語でaimer = 愛(好き)となる」と、タイトルに隠された意味を指摘する読者も。ふ、深い……。

以前にも忘れ薬をめぐりすれ違う男女のラブストーリーを掲載し、話題を呼んでいた折山さん。pixiv内のウェブ漫画誌「pixivシルフ」で『バケモノ達は夜明けを乞う』を連載中。11月22日には、コミックス第2巻が刊行されています。