1月24日よりテレビ東京系でスタートする金曜8時のドラマ『駐在刑事 Season2』(毎週金曜 20時~※初回は拡大版SP)の記者会見が16日、東京・六本木の同局で行われ、主演の寺島進をはじめ、北村有起哉、佐藤寛太、鈴之助、田中美里、市毛良枝が出席した。
2014年より寺島進主演でスペシャルドラマとして制作され、昨年は待望の連ドラ化もされて話題を集めた同ドラマ。かつては警視庁捜査一課で活躍したが、左遷先の奥多摩・水根に駐在する警察官・江波敦史(寺島進)を主人公にした物語で、今シーズンではシリーズの世界観を踏襲しながら「奥多摩・水根の人々の人情とユーモアあふれるエピソード」と「捜査一課が追うシリアスな殺人事件」を組み合わせた物語が展開。加えて、登場人物たちの過去や因縁、さらには一人息子と奥多摩にやってくる夏子(田中美里)と江波の恋なども描かれる。
主演の寺島は「『駐在刑事』として1年ぶりに戻ってきました。約7年間やってますが、ずっとテーマは笑いあり涙あり義理人情あり家族愛あり、そして今回は希望の光がポイントになっております」とドラマを紹介しながら、「去年の撮影中に台風19号で奥多摩や全国で被災された方がいます。不自由な生活をされている方が多いと思いますが、希望の光が見えるドラマになっているので、是非見ていただけたらと思います」と被災者を気遣った。
今シーズンのポイントとして寺島は「田中さんが加わったということですかね。大人の恋? それは教えません。見てのお楽しみなので」としつつ、北村は「予告編で関係性が出ていましたが、そこら辺がどう絡んでいくのか楽しみにしていただきたいです。彼女だけでなく、豪華なゲストの方もいらっしゃいますで、その辺も見どころだと思います」とアピールした。
寺島扮する江波と大人の恋愛を繰り広げる夏子役の田中は、今シリーズからの初参加となる。「出演者やスタッフの皆さんが家族のように一致団結していて、すごい絆と信頼関係で成り立っている作品だなと安心して入ることができました」と初めての現場も不安はないようで、相手役の寺島については「雨の時に『傘を持ってきてあげて』とか『座ったらどう?』とか気を遣ってくださってとても優しいんです。お芝居する時はカッコイイ部分と柔らかいフワッとした笑顔が、夏子としてはもちろん田中美里としてもキュンキュンポイントかなと思っています」と好印象の様子。
夏子と江波の大人の恋愛が見どころでもあるが、大人の恋の定義を寺島が「やっぱり一線を超えない恋がいいんじゃないんですかね。それの方がドキドキして新鮮で、思春期の少年に戻った気がします」と解説すると、田中もそれに同意して「プラトニックは素敵です。一線を超えずに気持ちで恋をしているというのは本当に大人の恋だと思いますね」と納得していた。