アメリカのビールおすすめ7選|銘柄ごとの特徴をビアライターが解説

【この記事のエキスパート】

ビアライター:富江 弘幸

ビアライター:富江 弘幸

「地域とビール」をテーマに活動しているビアライター。

出版社・編集プロダクション・英字新聞社などで編集者・ライターとしてコンテンツ制作に携わり、現在はWeb、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆。

日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミーなど、執筆以外にビール関連の講師も務める。

著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ)など。


ビアライターとして活躍されている富江弘幸さんに、アメリカのビールの選び方とおすすめ商品を紹介してもらいました。アメリカのビールといえば「バドワイザー」や「クアーズ」が有名ですが、世界で最も醸造所の数が多いアメリカでは、各国から注目されるようなクラフトビールもたくさんつくられています。特に、柑橘系などのフルーティーなフレーバーを出すホップを使った、アメリカンスタイルのビールが特徴的ですが、アメリカではあらゆる種類のビールがつくられているので、この記事を参考にいろいろと試してみて、自分に合ったビールを見つけてみてはいかがでしょうか?

ビアライターに聞きました
アメリカのビールの選び方

ビアライターの富江弘幸さんに、アメリカのビールを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

柑橘系の香りが特徴的なビールを選ぶ

【エキスパートのコメント】

アメリカでつくられるビールの全てが柑橘系の香りというわけではありませんが、アメリカンスタイルといえば、柑橘系の香りを出すホップを使っているのが特徴。グラスに注ぐだけでも、グレープフルーツやオレンジを思わせる香りが感じられます。

基本的なアメリカンスタイルにはペールエールとIPA(アイピーエー)がありますが、ホワイトビールにも、ホップの香りを効かせたものがあります。ゴクゴク飲むのではなく、香りを楽しみながら味わってみてください。

シエラネバダ・ブルーイング『ペールエール』:

出典:Amazon

グレープフルーツなどの柑橘系の香りが広がるペールエール。1980年から醸造されているアメリカンクラフトビールの元祖!

強烈な苦味が特徴的なビールを選ぶ

【エキスパートのコメント】

いまのクラフトビール人気を支えているといってもいいIPA。特にアメリカンスタイルのIPAは強烈な苦味が特徴的です。苦いビールが得意でない人にはおすすめできませんが、多くの人が、一度飲むとその苦味にハマってしまいます。とはいえ、ただ苦いだけでなく、モルトの甘味と酸味、柑橘系の香りがバランス良くまとまっているビールもたくさんあります。

苦味が得意でない方は、IPAよりも、まずは苦味を抑えたペールエールや、セッションIPAで慣らしてみるのもいいかもしれません。

ストーン『IPA』:

出典:楽天市場

強烈な苦味のなかにも複雑な香りが感じらる「ストーンIPA」。癖になる一本です。

フルーティーで苦味を抑えたビールを選ぶ

【エキスパートのコメント】

ビールの味わいは多種多様、苦いだけではありません。もちろんアメリカのビールでも、苦味を抑えたフルーティーな味わいのビールもあります。たとえば、ベルギー発祥のものですが、小麦やオレンジピール、コリアンダーなどを使った「ベルジャンホワイト」というスタイル。

今回おすすめの商品で紹介している「ブルームーン」がベルジャンホワイトです。「アメリカのビールはこんな味」と決めつけずに、いろいろな味わいを試してみてください。

ブルームーン『ベルジャンホワイト』:

出典:Amazon

小麦やコリアンダーシード、オレンジピールを使ったベルジャンホワイト。オレンジを添えて飲んでみてください!

ラガーかエールかで選ぶ

【エキスパートのコメント】

ビールはラガーとエールの2種類に大きく分けられ、アメリカのビールにもラガーとエールがあります。ラガーとエールは酵母の違いによるもので、ラガーは下面発酵酵母、エールは上面発酵酵母が使われます。

味わいの特徴としては、ラガーは比較的すっきり。エールは、フルーティーな香りを出すものが多い傾向にあります。そのときの気分によって、すっきりのラガーか、フルーティーなエールかを選んでみるといいでしょう。

ブルックリン・ブルワリー『ブルックリンラガー』:

出典:Amazon

ニューヨークのカルチャー発信地、ブルックリンで誕生したウィーンスタイルのラガー。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)