フライヤーはこのほど、2019年の「最も注目されたビジネス書」トップ10を発表。同ランキングは、同社運営の本の要約サイト「flier」に要約文を掲載する1,900冊を対象に、同会員による2019年1月~11月末までのアクセス数(紹介書籍の閲覧数)を累計したもの。

  • 2019年要約ランキング「最も注目されたビジネス書」

    2019年要約ランキング「最も注目されたビジネス書」

2019年要約ランキング「最も注目されたビジネス書」の1位は、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著/サンクチュアリ出版)が輝いた。日本で初めてアウトプットに特化した、まさにアウトプットの決定版ともいうべき一冊になっているという。また、樺沢氏の書籍は、5位にも『学び効率が最大化する インプット大全』がランクインしており、いずれもアウトプットの意義やメリット、手法が分かりやすく解説されているとのこと。

2位にランクインしたのは、「SHOWROOM」の代表を務める起業家、前田裕二氏による『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)。同書の中で氏は、メモをしたものをいかに自らのアクションに転用(アウトプット)するのかの重要性を説いているという。

3位には、『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著/日経BP社)がランクイン。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されることで身につくという、世界を正しく見るスキル「ファクトフルネス」について解説されているという。

トップ3は、上半期の人気ランキングと同様となり、年間を通じての人気が伺える結果に。この3冊については、要約全文が年内、同サイトにて無料公開される。

4位~10位までのランキングは以下のとおり。

4位・『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』(メンタリストDaiGo/学研プラス)
5位・『学び効率が最大化する インプット大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)
6位・『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』(星渉/KADOKAWA)
7位・『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(塚本亮/すばる舎)
8位・『0秒で動け』(伊藤羊一/SBクリエイティブ)
9位・『1分で話せ』(伊藤羊一/SBクリエイティブ)
10位・『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』(下地寛也/KADOKAWA)

なお、対象書籍10冊を集めた書店フェア「フライヤー人気要約ランキング 2019年 年間トップ10」も開催される。開催期間は2020年1月10日~2月9日。全国16都道府県にあるイオングループの「未来屋書店」全36店舗にて開催される。