日本出版販売(以下、日販)は11月29日、「2019年 年間ベストセラー」を発表した。集計期間は2018年11月25日~2019年11月23日。

総合1位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』

  • 「2019年 年間ベストセラー」日販調べ(出典:日販Webサイト)

総合1位に輝いたのは、2018年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの言葉を集め、章立てて編んだ『一切なりゆき 樹木希林のことば』(樹木希林/文藝春秋)。女性では20代から80代までどの世代でも最も読まれた本となり、平成最後のミリオンセラーとなった。3位にも『樹木希林 120の遺言』(樹木希林/宝島社)が入り、樹木希林さん関連書籍は計7点が刊行され、合計発行部数は250万部を超えた。

ビジネス書の1位は『メモの魔力』(前田裕二/幻冬舎)で、20代男性の1位を獲得。ビジネス書ジャンルは売上前年比がプラスで推移しており、これは若い世代の購入増加が影響したとみられる。

児童書の1位は『おしりたんてい かいとうとねらわれたはなよめ』(トロル/ポプラ社)。『おしりたんてい』シリーズは発行部数700万部を記録し、児童書の売上トップ10のうち5作品を占めた。

文庫の1位は『小説 天気の子』(新海誠/角川文庫)。今年大ヒットしたアニメ映画のノベライズ本で発行部数62万部を記録した。また、トップ10には『十二国紀』(小野不由美/新潮文庫)シリーズの18年ぶりの新作4作品が入り、合計発行部数は250万部を上回った。