シンガーソングライターの秋山黄色が、2020年1月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『10の秘密』(毎週火曜21:00~)の主題歌でメジャーデビューすることが21日、明らかになった。

  • 秋山黄色

    ドラマ『10の秘密』主題歌を担当する秋山黄色

『10の秘密』は、向井理演じる主人公・白河圭太の娘が何者かに誘拐されることに端を発し、圭太と関わる登場人物たちの秘密が絡み合いながら、次々に事件が巻き起こる本格サスペンス。秋山は主人公の心情に寄り添い、主題歌として新曲「モノローグ」を初めて書き下ろした。メジャーデビューとなる同曲は、2020年2月4日から配信される予定となっている。

秋山は、「無職の俺に大事な役目を任せていただいて本当に嬉しいです」と喜びを伝え、「誰しもが抱えている、もう変えられない事を悔やむやりきれない独白。それによって少しでも何かが変われば少しは救われるのにという思いをこの曲に込めました。10の秘密に隠された10以上の本質に、楽曲も寄り添わせて楽しんでください」とコメント。

一方、河西秀幸プロデューサーは、「秋山さんの自由な音楽性から一体、どんな主題歌が生まれるんだろう!? と突き動かされるように聴きたくなり、衝動的に主題歌をお願いさせて頂きました」と経緯を説明し、「ドラマのために書き下ろして頂いたデモ曲の数々はどれも音色が違うものでしたが、聴いた瞬間に決めさせて頂いた曲が『モノローグ』です。主人公の心情にどこかシンクロしながら、サスペンスドラマを盛り上げてくれる素晴らしい楽曲だと思いました。とてつもない可能性を秘めた秋山黄色さんの魅力を視聴者の方々にも知って頂きたいです」と呼び掛けている。

秋山は、1996年3月11日生まれの栃木県宇都宮市出身。中学生の頃、TVアニメ『けいおん!』に影響を受けてベースを弾きはじめ、高校1年の時に初のオリジナル曲を制作した。その後、YouTubeやSoundCloudに50曲以上の動画や音源を投稿。作詞・作曲・編曲から映像・イラスト制作まで自身で手掛け、注目を集める。2018年6月に自主レーベルBUG TYPE RECORDSより第1作目となる「やさぐれカイドー」を配信リリース。Spotifyバイラルチャート(日本)で2位にランクインをして注目を集め、2019年2月には、Spotify「Early Noise 2019」として、今年大きな飛躍が期待される新進気鋭の国内アーティスト10組のうちの1組に、King Gnu、中村佳穂、ずっと真夜中でいいのに。らと共に選出された。

  • 向井理

    ドラマ『10の秘密』主演の向井理