日本酒パックおすすめ10選|4つのポイントで美味しいお酒を選ぶ

【この記事のエキスパート】

酒匠/日本酒学講師:石黒 建大

酒匠/日本酒学講師:石黒 建大

前職にて大手飲食企業でアンテナショップの酒屋の店長を経験し、日本酒、焼酎の仕入れを経験し、現在は飲食店に勤務。酒匠、日本酒学講師を取得し、2011年より日本酒サービス研究会の研究室専属テイスターとして活動しています。
また、日本酒セールスプロモーション研究会研究員、日本酒学講師として日本酒の研究と通して日本酒の魅力を世に広める活動を行っています。


本記事では、日本酒パックの種類や特徴、選び方、そしておすすめ商品をご紹介。ぜひ参考に、美味しい日本酒を見つけてくださいね。

日本酒パックの魅力

東亜酒造 月のむさし野 パック [ 日本酒 埼玉県 2000ml ]:

出典:Amazon

日本酒パックは、家で日本酒を楽しみたいときにちょうどよく、日本酒を飲んだことのない方でも気軽においしく楽しめるお酒。

最近では非常にリーズナブルな価格で高品質、手軽に入手できる商品が増えており、さらに、糖質ゼロなどの機能性をもったものまで幅広く展開されています。バリエーションが増え、コスパもいいため、とても人気のお酒です。

味わいの違い

日本酒パックには、大きく分けて、「純米酒」と「普通酒」の2種類の味わいがあります。それぞれ特徴があるので、しっかり確認しておきましょう。

●純米酒:本格的な味を楽しめる

純米酒は、本格的な日本酒の味を感じられるお酒。原料は米と米麹で作られており、品質も高いため、リーズナブルに美味しく日本酒を楽しむことができます。

純米酒は、たいていの場合、パッケージに「純米」書かれているため、見分けもつきやすいです。少し特別な日に飲むのにピッタリです。

●普通酒:リーズナブルで飲みやすい

普通酒は、純米酒にアルコールなどの調味料が加えられたタイプのお酒。そのため、純米酒よりも味は劣りますが、リーズナブルです。また、クセもないため、飲みやすい味わいになっています。

流通しているほとんどの日本酒パックは普通酒で、大容量の製品など、種類も様々です。価格が安いので、試しに飲んでみる、安く飲みたい、といった場合におすすめです。

日本酒パックの選び方

それでは、日本酒パックの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

・料理との相性
・燗(かん)に向くかどうか
・サイズ
・糖質やカロリー

上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に美味しい商品を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】料理との相性をチェック

パック酒は家庭での晩酌で使われることが多いので、家庭料理との相性を意識して造られているお酒が多いです。そのため、比較的汎用性が高く品質が安定していますので、ご家庭に置いて和洋中関係なくお料理に合わせていただくことができます。また、料理酒としてご利用いただくのもいいと思います。

また、「辛口」や「甘口」といった飲みやすさでお料理に対する相性や、料理酒として使う場合はお料理の味つけが微妙に変化しますので、飲みやすさに着目して選ぶのもいいでしょう。たとえば、辛口のものは味の濃い、塩辛い食べ物との相性がいい傾向があります。また、甘口のものは唐揚げなどの脂っぽいものとの相性が抜群です。

【2】燗(かん)に向くかどうかチェック

燗(かん)とは熱燗(あつかん)のことで、日本酒を温める飲み方。

日本酒の場合は燗にすることで、日本酒の持つ旨みの幅が広がり本来のよさが出ることが多いです。とくにパック酒の場合は家庭での晩酌を意識して設計されていますので、常温でもおいしいですし、燗にすることによりさらにおいしく飲んでいただけることが多いです。

料理との相性を考えた場合、燗にした方が相性の幅が広がりますし、食卓を豊かに変えられるお酒です。なので、日本酒パックのなかでもとくに燗に向いている「本醸造酒」「純米酒」をチョイスするのもポイントのひとつです。

【3】サイズをチェック

白鶴酒造『白鶴 米だけのまる 純米酒』:

出典:Amazon

日本酒パックで展開されているサイズは様々。その場で飲み切れる180mlのミニパックや、自宅などでじっくり、ゆっくり飲める500ml、さらに、大人数や買い溜めとしても効果的な3Lなどもあります。

自分がどんな飲み方をするのかなどをイメージして、ピッタリのサイズを選びましょう。

ちなみに、大容量を購入する場合は、賞味期限などは必ず確認しましょう。基本的に日本酒パックは、日の当たらない場所で保管し、また長期保存も可能です。しかし、期間が過ぎてしまうと、味が落ちたり、体にもよくないため、期間内で飲み切れる量も考えながら、購入しましょう。

【4】糖質やカロリーをチェック

月桂冠『糖質ゼロ』:

出典:Amazon

以前は、日本酒ファンの間ではパック酒にあまり良くないイメージを持つ方もいましたが、近年は、高品質で特定名称酒にあたる商品も増えています。

また、糖質カットなどのパック独自の機能性を持つ日本酒もありますので、消費者の方のニーズに合わせて商品を選択することができるようになっています。そんな機能性をチェックしてみるのも選び方のひとつです。

日本酒学講師のアドバイス

【エキスパートのコメント】

日本酒パックは、工夫次第で様々な楽しみ方ができる

お酒を飲む目的に応じてバラエティーに富んだ商品が選べ、なおかつ非常にコストパフォーマンスが高いパック酒。近年は品質的にもハイスペックな商品が多く、以前のようなイメージの商品ではありません。

おいしく飲み、飽きのこないバランスのいい商品であるパック酒を楽しむことは、瓶に入ったものを飲むのとはまた別の楽しみがあると思います。皆さまもぜひお楽しみくださいませ。

なお、おすすめの引用温度帯に関しては、私自身の主観にもとづくもので、メーカーさんのおすすめの飲用温度とは異なりますのでご了承くださいませ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)