忙しい毎日のなかで、家事時間をいかに捻出するかは多くの人の悩みではないでしょうか。今回は、「家事時間をどう増やすか」ではなく、「家事をどう減らすか」という視点で見直した、5つの家事についてご紹介します。

  • 2019年に私が手放した5つの家事 - "やめていい家事"の見極め方とは?

    2019年に私が手放した5つの家事 - "やめていい家事"の見極め方とは? ※画像はイメージ

1.お肉を包丁で切るのをやめた

筆者は食事作りがあまり好きではありません。食事作りのどこに負担を感じているのかを考えると、"食材を切ること"でした。

特にお肉は、切った後の包丁やまな板を清潔に保てているか不安に思うことも負担でした。

そこで、お肉は包丁ではなく、キッチンばさみで切ることに。食品トレーの上で切るのでまな板いらずですし、キッチンばさみは分解して食洗機にかけられるので、衛生面も気にならなくなりました。

2.疲れた日は栄養バランスにこだわるのをやめた

負担に感じる食事作りではありますが、家族の健康のためにできるだけ栄養バランスには気を配って料理をしたいと考えています。

とはいえ疲れていると、台所に立つことさえ辛く感じる日もあります。

そんな日のために、カレーやシチュー、ハヤシライスのルーを何か1つは常備するようにしています。栄養バランスは1週間単位で意識するようにして、1日くらいはバランスが偏っても良し、としています。ただし、自分が納得できる食品添加物の少ないルーを選ぶことがポイントです。

"自分が納得できるものを選ぶ"というひと手間を先にかけておくことで、無駄に自分を責めることなく、気持ちよくこだわりを手放すことができます。

3.平日の掃除機かけをやめた

「どこからやってくるのだろう?」と不思議に思うくらい、砂や埃であっという間に汚れてしまうフローリング。毎日掃除機がかけられればいいのですが、マンション住まいだと掃除機をかける時間を気にしたり、そもそもかける時間がなかったり……とついつい見て見ぬフリをしてしまうことが多くありました。

とはいえ、帰宅すれば埃が落ちている床は嫌でも目に付きます。"やらなくてはいけないと思っているが出来ていないこと"を常に確認できてしまう状況は、負担感が大きいものです。

そこで、平日にしっかりと掃除機をかけようとすることはやめ、フロアワイパーをメインに使うことにしました。

気になるところを気になったときにワイパーがけし、ごみが多いときだけ最後に掃除機で吸い取る方法に変えたところ、掃除をする時間を気にしなくて済むようになり、とても気持ちが楽になりました。

4.洗濯物の外干しをやめた

洗濯物は外干しをやめ、室内乾燥機で乾かしています。

洗面所からベランダまで往復する手間がなくなったのはもちろん、"洗濯物が3時間で必ず乾く"という安心感を手に入れることができたのも大きいです。

外干しだと、朝のなるべく早い時間に洗濯物を干すことが必要でしたが、室内乾燥機を利用することで、時間の縛りがなくなりました。

帰宅後に洗濯機を回して、入浴後に干すと、翌朝には乾いているので、そこから必要なものを取ることで、洗濯物を片づける手間も省けます。

5.子ども服を畳むのをやめた

子ども服はアイテムによって、収納する場所や方法を変えているのですが、全てを畳んで収納することをやめました。

・下着とパジャマ→洗面所の各自のボックスにそのままポン
・トップス→子ども部屋の各自のハンガーラックに干していたハンガーのままかける
・ボトムス、肌着、靴下→子ども部屋の各自のボックスにそのままポン

お風呂場に干している洗濯物の中から、置き場所ごとにピックアップして、そのままポンとボックスに入れるだけなので、負担感はほとんどありません。

各自のボックスに入れたものは子どもたちが各自で管理しています。投げ入れてある状態だと選びにくいからか、自分で丁寧に畳み直していることも。

それぞれに工夫して畳んでいる様子を見ていると、「全部を私がしなくてもいいんだな」と改めて感じることができます。

「負担感」を掘り下げてみよう

やめてもいい家事・ダメな家事は、家庭環境や価値観によって人それぞれ異なるはずです。見極める際のポイントは"負担感"。自分がどんなことを負担に感じているのか、掘り下げて考えてみることで、案外やめてしまっても大丈夫な家事が分かってくるはずです。

定期的に自分の負担感と向き合うことで、やめていい家事をアップデートし、限りある時間を有効活用できたらいいですね。

長谷部敦子

ラーゴムデザイン代表、ファイナンシャルプランナー、マスターライフオーガナイザー、メンタルオーガナイザー
父親の看取り介護、自身の結婚を通して、「心」と「お金」の整え方を知ることの必要性を感じ、学びを深める。2012年・2014年の出産を経て、2015年に「しなやかな生き方をデザインする」をコンセプトに起業。家計・起業・扶養などに関わるお金の悩みや、働きたい女性のメンタルについての相談・講師業を中心に活動。働く母の目線で、日々のくらしを快適にする仕組みづくりについての執筆も行っている。「生き方デザイン設計室」