お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、18日に芸能活動自粛を発表したタレント・木下優樹菜について語った。

松本人志

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木下は、実姉が働いていたタピオカ店の経営者に対し、「こっちも事務所総出でやりますね」など恫喝まがいのダイレクトメッセージを送っていたことが発覚。その後、インスタグラムで「この度は、私の自己中心的な発言により、相手の方、相手の関係者の方々に大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、18日に所属事務所を通じて「当面の間」の活動自粛が発表された。

松本は、「ネット上では1カ月以上ぐらい前から炎上してて」と切り出し、「でもテレビで全然扱わない。僕としては扱った方がいいんじゃないのかなとずっと思ってて。まぁ、いわば“待て”状態で。こうなった時に“GO!”と言われているみたいで、しつけをされている犬のような気になるので、あまりコメントしたくないんですよね。急に堰を切ったようにこれを言うのもね」と気が進まない様子。

その上で、「ちょっとタイミングを見誤ったんだろうなと。それはご本人なのか、事務所さんなのか分からないですけど。正直、ちょっと“臭い物に蓋をした”感は否めない。でも今の時代、炎上しちゃうから、蓋しても下からグラグラなって、土鍋の蓋みたいに穴から蒸気がバーッて出るでしょ。開けた頃には煮過ぎた白菜みたいに、タレントもクタクタになってしまっている。そういう状態やなと思いますね」と鍋に例えて対応の甘さを指摘した。

一方で、「フジモンはこれで取り扱われるようになって、どこかホッとしているところもあると思うんですよ」と木下の夫でお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史には同情し、「今まで触れるに触れられなかった。現場では多少言っていたらしいんですけど、使われないし、カットされる」と明かした。

「確かに彼女の一線越えてしまった文言はちょっとね」と木下に苦言を呈した松本。「僕もわりと未だに強めのクレームはする方なんですよ」と打ち明けつつ、「でもやっぱり気はつけますし、一線は越えないように。録音されていると思って僕は言います」と日常的な心掛けについても言及していた。