リクルートライフスタイルは11月20日、美容意識と購買行動の利用に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は2019年8月15日~23日、調査対象は人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の個人、有効回答は1万3,200人。

男性のメイクアップ用品購入率、1位「ファンデーション」

  • 20代・30代・40代男性のファンデーション年間購入率

「外見を今より良くすること・若さを保つこと」に関心があるか聞くと、女性の80.2%、男性の60.1%が「関心がある(とても+やや)」と回答。年代別では、男女ともに10代(15~19歳)が最も高く、女性は88.7%、男性は75.5%に上った。

女性に悩みを感じているパーツを尋ねると、10代・20代では「むだ毛処理・脱毛」(64.0%、51.7%)、30代・40代では「顔のシミ・シワ・ホウレイ線」(47.1%、57.1%)、50代・60代では「白髪」(66.1%、62.9%)が最多となった。

男性が悩みを感じているパーツは、10代が「ニキビ・肌が脂っぽい・テカリ」(49.2%)、20代が「ヘアスタイル」(32.2%)、30代が「薄毛・抜け毛」(28.9%)、40代・50代が「白髪」(33.0%、32.3%)、60代が「薄毛・抜け毛」(31.4%)と、10代以外は髪に関する悩みが一番多かった。

男性に過去1年間で購入した美容アイテムを質問すると、基礎化粧品の1位は「洗顔料」(45.4%)、化粧雑貨・ボディケア用品の1位は「フェイスシート・カラダふきシート」(26.2%)、メイクアップ用品の1位は「ファンデーション」(6.2%)となった。「ファンデーション」の購入率は20代・30代・40代で前年より増加し、購入率トップは20代で12.3%、前年比が最も大きいのは30代で1.9ポイント増加した。

20代男性のメイクアップ用品購入率をみると、1位の「ファンデーション」に次いで、2位に「アイライナー」と「フェイスパウダー」(各12.2%)がランクイン。購入率はいずれも前年より増加している。