バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN2019-20の久光製薬スプリングス対岡山シーガルズ戦が11月9日、兵庫県の神戸総合運動公園体育館で行われた。スプリングスはセットカウント3-2で競り勝って、連敗を3で止めた。
前節までに3季ぶりの3連敗を喫していたスプリングス。最初は緊迫した雰囲気だったが、第1セットは交互に点を取り合う展開から、セッター小島絢野選手のブロックをきっかけにクラウジノ・ファビアナ、岩坂名奈、両選手のスパイクで流れをつかみ、25-20で先取した。
第2セットはシーソーゲームの展開が続き、デュースにもつれ込んだものの、最後は野本梨佳選手と新鍋理沙選手の活躍で連取した。
第3セットは序盤からスプリングスがリードするものの、シーガルズ・金田修佳選手のスパイクに苦しみ、このセットを落とす。続く第4セットもシーガルズの勢いを止められず、20-25で落としてセットカウントは2対2に。
最終の第5セット、スプリングスは新鍋選手のスパイクや井上愛里沙選手のサーブなどで得点を重ねていく。ミスを抑えながらラリーを粘り強くつなげ、最後は新鍋選手がスパイクを決めてゲームセット。連敗スタートの相手となったシーガルズにきっちりとリベンジを果たし、4試合ぶりの白星を手にした。
なお、この日はバレーボール好きである福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手がゲストとして登場。始球式を行うなどして会場を盛り上げていた。