10月スタートのプライムタイムの民放秋ドラマが、概ね折り返し地点を迎えた。ここまでの全話平均視聴率トップは、4話平均で18.9%の米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)となった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2019民放秋ドラマ中間平均視聴率ランキング
2年ぶりの復活となった『ドクターX』は、初回で今年の民放連続ドラマで最高の20.3%をマークしてから、19.0%→18.1%→17.8%と高水準をキープ。今シーズンも断トツの視聴率で推移している。
2位は、こちらも人気リーズの水谷豊主演『相棒 season18』(テレ朝系、毎週水曜21:00~)で、5話平均15.0%。『ドクターX』『相棒』と、いずれも“テレビ朝日開局60周年記念”の冠がつくドラマがトップ2を独走している。
3位は、TBS“日曜劇場”の木村拓哉主演『グランメゾン東京』(毎週日曜21:00~)で、4話平均12.7%。プロ野球・日本シリーズ中継による放送時間繰り下げの初回12.4%で発進したが、その後は13.2%→11.8%→13.3%と巻き返している。
4位は、ディーン・フジオカ主演『シャーロック』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)で5話平均10.6%。初回12.8%でスタートしたが、その後は第4話を除いて2ケタを割っており、5期連続で全話平均2ケタを記録している“月9”としては正念場だ。
5位は、高畑充希主演『同期のサクラ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)で、5話平均10.0%。初回8.1%だったが、その後は9.5%→9.3%→11.5%→11.8%と上昇傾向で、平均2ケタに乗せた。
現時点での全話平均2ケタは、以上の5作品。これは、前クール夏ドラマの中間平均(8月19日現在)と同じ数となっている。