女優の森七菜が、日本テレビ系で放送される『第98回全国高校サッカー選手権大会』(12月30日開幕)の15代目応援マネージャーに決定したことを受け、森がヒロインの声を担当した映画『天気の子』の新海誠監督がメッセージを寄せた。
新海監督は「七菜ちゃんは本当にはつらつとしていて、“生きている喜び”みたいなものを全身から発信しているような女性だと思います。映画のキャンペーンで全国を回っている時も、お客さんと触れ合っているときも、ただ歩いている時でさえも、彼女の喜びはまっすぐにこちらに伝わってきます。あれほど1つ1つの出来事を全身全霊で楽しんで、それを周りに伝えてくれる人に出会ったのは七菜ちゃんが初めてですね。七菜ちゃんの目に映っている世界は、僕の目に映っている世界よりもずっと輝いているような気がします。1つ1つの出来事を大事に受け取っているんだと思います」と印象をコメント。
それだけに、今回の応援マネージャー就任は「ずっと夢だったと言ってましたし、彼女以上に適任な人はいないんじゃないかなと思います」と太鼓判を押し、森に向けて「マネージャー就任、本当におめでとうございます。自分のことのようで本当に誇らしくて、とてもうれしいです。七菜ちゃんの応援する声が選手のみなさんの背中を押して、みんなの力になることを僕もテレビを通して楽しみに見ています」とメッセージを送った。
そんな森は「本当に高校サッカーの応援マネージャーになりたかったので、新海さんに『高校サッカー応援マネージャーに決まりました!嬉しいです!!』って送ったら、『良かったねー。七菜ちゃんがますます遠くまで羽ばたいていってしまうようで、少し寂しく、でもとても誇らしいよ!』というお言葉をいただきました(笑)」と、やり取りしたエピソードを明かしている。
日本テレビの岡本和孝プロデューサーは、森の起用について、「出演した“役”のほとんどをオーディションに挑戦して勝ち取っています。その勝負強さと、夢への強い想いが、今大会のキャッチフレーズ『夢 ツナグ 未来』にシンクロすると考えました。また、日本有数の映画監督の方々に評価されている豊かな表現力が、高校サッカーの選手取材においても生きてくるはずです。同世代にしか見えないこと、同世代にしか感じられないものを言葉にして伝えてくれるのではないかと期待しています」と説明。
また、「前回大会で応援席から高校サッカーを応援するなど、普通の高校生として高校サッカーに接してくれています。おそらく史上初めての“応援席出身の応援マネージャー”なのではないでしょうか。普通の高校生としての経験と映画やドラマでの経験、それぞれを生かして、応援マネージャーとして躍動する森七菜さんに注目してください!」と話している。
高校サッカー歴代応援マネージャー
初代:堀北真希
2代目:新垣結衣
3代目:北乃きい
4代目:逢沢りな
5代目:川島海荷
6代目:広瀬アリス
7代目:川口春奈
8代目:大野いと
9代目:松井愛莉
10代目:広瀬すず
11代目:永野芽郁
12代目:大友花恋
13代目:高橋ひかる
14代目:清原果耶
15代目:森七菜