新海誠監督のアニメ映画『天気の子』でヒロイン・陽菜の声優を務めるなど、注目を集めている女優の森七菜が、俳優の窪田正孝が主演を務める2020年度前期NHK連続テレビ小説『エール』に出演することが9日、明らかになった。朝ドラ初出演となる。

森七菜

朝ドラ102作目となる『エール』は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガースの歌「六甲おろし」など、スポーツシーンを彩る応援歌の数々を手掛けた福島県出身の作曲家・古関裕而氏とその妻・金子氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く物語。主人公・古山裕一を窪田、妻となる関内音を二階堂ふみが演じる。

森七菜が演じるのは、二階堂演じる音の妹であり、小説家になることを夢見る文学好きの関内梅。森は「夢だった連続テレビ小説に出演させていただけること、憧れの二階堂ふみさんとお芝居させていただけること、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。夢のような撮影期間を精一杯、梅として生きていきたいです。みなさまの朝をもっと明るくすることのできるような梅になりたいと思っています。半年間、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

そのほか、音の母・関内光子役に薬師丸ひろ子、音の父・関内安隆役に光石研、音の姉・関内吟役に松井玲奈、音の歌の先生・御手洗潔役に古川雄大が決定。さらに、2週ゲストとして打越金助役の平田満の出演も発表された。