アイドルグループ・嵐の相葉雅紀と二宮和也が28日、都内で行われた年賀状 新CM発表会に登場した。

  • 左から相葉雅紀、二宮和也

嵐をコミュニケーションパートナーにした2020年用年賀状の新CM「一言が、愛になる。」編(30秒)と、各メンバーにフォーカスした5バージョン(15秒)は、11月1日より全国でOAされる。元号の変わった年でもあった2019年について振り返ると、相葉は「令和になる瞬間、櫻井(翔)くんが生放送してたんですけど、それを見ながら令和を迎え、テレビの櫻井くんとツーショットを撮り、『がんばってね』とメッセージを送りました」とエピソードを披露した。

また映画撮影中に「令和」が発表されたという二宮に、相葉が「"和"が入ってるからね、和也の"和"が。ちょっと特別な感じしたでしょ? 『俺の時代だな』みたいな」と問いかける。二宮は「だめだよ、みんな書いちゃ。『俺の時代が来た』とか!」とメディアに釘を刺し、「そんなこと言ったって俺、昭和の時点で生まれてますから!」とつっこんでいた。

改めて年賀状を出すことについて、二宮は「あだ名だったり、下の名前で呼んだりすることが、ほぼ主流になってるけど、親から『フルネームを言える人と付き合いなさい』とか、『住所がわからない人とはつきあっちゃだめだ』と言われて育ってたので、そういうことできる人は素敵だなと思います」と思いを表す。

相葉も「ニノも言ってたけど、本当に、住所ってなかなか聞けないでしょう。深い関係じゃないと」と同意し、二宮は「びっくりするもんね。『連絡先教えて』とかは現場でもあるけど、『住所教えて』と言われると、『何が来るんだろう?』って」と実感を語る。すると、相葉は「まだ教えてくれないから。嵐のメンバーみんなから教えてもらってない!」と驚きの告白。二宮が「だから、年賀状は事務所に送ってくださいって」と言うと、相葉は「ワンクッションはさまるから!」と訴えていた。

イベントでは、2人の考えてきた「年賀状ならではの、手ざわりのある一言」を発表するコーナーも。しかし、相葉が「今年こそマラソンをしたい!」という一言を掲げると会場はざわつき、二宮はボードに顔を埋め「僕のことは撮らないでください」と場の空気から逃げようとする。「抱負みたいになってません?」と的確につっこむ二宮に、相葉は「目標の共有をしたい。強引な方に送って、僕の名前で登録しておいてくれたら」と弁解するも、二宮から「マラソンって、完全な個人競技じゃないですか。百歩譲って駅伝ならわかる」と論破されていた。

一方、二宮が「令和もよろしくお願いします」と一言を掲げると、相葉は「それずるくない? かなりシンプルじゃないですか」と不満げ。二宮は「シンプルくらいがいいのよ。これは全員に送れるんですよ。世の中の全員に送れる言葉」と説明する。さらに「人が出るわけよ。型式ばった感じで送ってきてるのかなと思う人もいれば、『ふだんのつきあいからして、こんなこと言う人間じゃないのに、わざと書いてきてるんだな。いじってるんだな』と思う人もいる。それぞれが二宮をどう捉えてくれてるのかがわかる。『俺と二宮ってこういう関係だったっけ?』って、関係性を今一度考えてくれる」と持論を展開する二宮に、相葉は「半分くらいしか納得してないですけどね」と半分は納得している様子だった。

  • 相葉雅紀の発言に堪えきれず顔を隠す二宮和也(右)