「meiji ドリームキッズ for TOKYO 2020」発表会と、「meiji Tokyo 2020 Fes」が20日、東洋大学総合スポーツセンターで開催された。イベントでは小学校高学年の子どもを含む、一般親子110組220名が参加し、さまざまなプログラムを通して「スポーツの楽しさ」×「食の大切さ」を体験した。
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「meiji ドリームキッズ for TOKYO 2020」イベントが開催された
発表会にはドリームキッズ応援隊として、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんと西村瑞樹さんも登場し、村上茉愛選手(体操)、乙黒拓斗選手(レスリング)、井谷俊介選手(パラ陸上競技)とトークを展開。アスリートが日々行っているトレーニングについて語った。
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左から村上茉愛選手(体操)、乙黒拓斗選手(レスリング)、井谷俊介選手(パラ陸上競技)
昨年、陸上競技用義足で本格的な練習を始めわずか10カ月で、男子100ｍ予選でアジア記録を樹立して優勝した井谷選手は、「meiji Tokyo 2020 Fes」の開会にあたり、「今日はいろいろなコンテンツがありますので、スポーツのみならず食生活の部分もたくさん勉強してより良い生活を送れるよう、たくさん勉強していってください」と挨拶。
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パラ陸上競技の井谷俊介選手
日に日に高まる来年の東京大会へのムードを踏まえ、「自国開催ということでたくさんの応援で、最高のパフォーマンスを出せると思います。オリンピックだけではなく、パラリンピックの面白さや魅力も、この機会に多くの人に知ってもらいたいです」と語った。
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エプロン姿の小峠さんと小学生姿の西村さん
また、バイきんぐの2人は「meijiドリームキッズ」のキャンペーン概要を紹介。「meijiドリームキッズ」は東京2020オリンピック・パラリンピックのスタジアム観戦のチケットと、子どもたちの生涯の思い出に残る特別体験プログラムをセットにした2泊3日のツアーが270組540名に当たるキャンペーン(※一部は3泊4日のツアー)となっている。
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応募コースは6種類
応募対象は応募時点で小学3～5年生の子どもとその保護者で、応募コースには開会式を観られるコースなど、内容の異なる6コースを用意。当選者は子ども向けの「あなたの夢を教えてください」、保護者向けの「あなたの子どもをオリンピック・パラリンピックに連れて行きたい理由」という、テーマでの作文(各200文字以内)によって選考される。
そんな子どもたちに夢を与えるキャンペーン「meijiドリームキッズ」にちなみ、2016年のリオ五輪体操女子団体総合で48年ぶりの4位に貢献した村上選手と、男子フリースタイル65キロ級において、日本男子最年少優勝記録を昨年44年ぶりに19歳10カ月で更新した乙黒選手は、夢を叶えるための毎日のトレーニングを披露。
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体操の村上茉愛選手が見事な倒立を披露
バイきんぐの2人は体操競技の基本的な動作という倒立やレスリングのダミー人形を使った練習にチャレンジし、アスリートたちの熱いパワーを体感した。
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バイきんぐの2人も倒立に挑戦
開会式後の囲み取材で小峠さんは子どもの頃の夢について、「小学校の卒業文集で将来の夢はお笑い芸人って書いていましたから、僕はずっと芸人ですね」とコメント。一方、西村さんは「警察官とプロ野球選手ですね。すぐ夢破れて諦めましたけど」とのことだった。
続けて現在の夢を聞かれた西村さんは「最近、山を買ったのでそこにキャンプ場を作りたいですね。キャンプ場の経営者になりたいです」と述べ、小峠さんから「こいつはまだ芸人にもなれていないですから。ただのキャンプをやる人ですから」と、鋭いツッコミを受けていた。
その後、井谷選手とゲストのバイきんぐの2人は「POWER! ひとくちの力 食育ミーティング meiji Tokyo 2020 Fes」にも出演。井谷選手の栄養サポートを行っている明治の管理栄養士・大前恵さんから、食育についての講義を受け、スポーツにおける食事の重要性を子どもたちと一緒に学んでいた。
